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ブックマーク / mediologic.com (12)

  • mediologic.com/weblog » ナビゲーショナルな需要喚起メディアとしてのソーシャルメディア:mixi meetup 2010のディスカッションより。

    先日行われた mixi meetup 2010 のセッションで僕が受け持った、 『ソーシャルメディア×マーケティング』に関するディスカッション。 その35分の内容、+高広の意見をいかにまとめました。 テーマは『ソーシャルメディアはマーケティングになぜ貢献するのか』、と設定。 なぜこのテーマなのか? 僕はどうしても今の”ソーシャルメディアマーケティング業界”が、「ソーシャルメディアを使って何かしよう」というムーブメントに見えてしょうがない。 つまり”全く新しいものだから、ちゃんと理解しておかないといけません。やらなくちゃいけません。”といった風潮がどうも好きではない。 もしマーケティングに貢献するのであればむしろ、 「既存のマーケティング活動の中で、理想としては行ないたかったのだけれども、実現できなかったこと」 を背負うツールとなるはず、というのが僕の考え方。 例えば、むかーしか

  • mediologic.com/weblog » サイトを企画する時に考えたい、4つのポイント。

    ■サイトを企画する時に考えたい、まず4つのポイント。 Webサイト、特にブランディングサイト、スペシャルサイト、キャンペーンサイトというものを企画する時に気をつけたいこと。 Google勤務時代はさすがにそういう仕事はなかった訳ですが、博報堂、電通、そして今に至るまで、サイトの企画をする際に、気をつけてきたこと、一緒に仕事をするスタッフとシェアしてきたこと、そしてこれから一緒に仕事することがあるかもしれない人々にもシェアしたい、僕の考え方をまとめておきたいと思います。 1)そもそもWEBサイトに人は来ない 僕自身、多数のWEB企画に参加してきたけれども、常にまず第一に念頭におくのは、そもそもサイトに人は来てくれない、ということ。Google時代にその考えはますます強くなった。検索をしてサイトに飛びだつユーザーは、その目的のためにそれぞれを訪れる。SEO/SEM業界でいう[ランディングページ

  • mediologic.com/weblog » ソーシャルメディアを使わない人もいる、という前提で、このメディア上の”PR”というものを答えてよ。

    昨晩 、”ソーシャルな人たちの個人的集まり”というDIALOG HOUSEに参加してみた。 今回は、オバマのソーシャルメディア戦略にも携わったという Edelman の Michael Slaby の話がメインで、彼の話は短いながらも「うまいこというなあ」というキーワードが散りばめられていた(例えば、Social MediaとEarned Media を切り分けて図をつくっていたり、interconnected や Shopping as content とか Shopping become collaborative などなど)。 さて、そのあとの二名のプレゼンターがいて(最初は質問を避けていたんだけれども)どうしても気になる件があったので、会場から質問してみた。それは、 ソーシャルメディアを使わない人もいるのに、なぜその人たちにソーシャルメディアを使うことをプッシュするのか、せねばなら

  • mediologic.com/weblog » ソーシャルメディアは「聞いてもらってる感じ」が本質。

    ソーシャルメディア業界では、「ソーシャルメディアは listnening のツールです」という話がよくでる。つまり、”生活者”たちがつぶやいていることをちゃんと聴こう、自分たちがどう言われているか、彼らはどのようなことをつぶやいてるかを理解しよう、という話。 もちろんこの「聞く姿勢」ってのは大事だと思うんだ。 ただ、「聞く」ということは消費者調査・社会調査をちゃんとやっているような、まともにマーケティングを行っている企業にとっては、凄くマトモで普通の話じゃないかな。 ただ、そうした「調査」で「聞ける」内容というのは、あくまでもマーケティング上必要な内容について、相手が「しゃべってくれる」のであって、ポンっと口から出てるようなのは、よっぽど優秀なインサイト調査でしか出てこない。しかしこれすら、「つぶやき」とは違うシロモノだと思う。 例えばツイッターは、マーケターからすれば[聴く]ツールなの

  • mediologic.com/weblog » 効果の高いクチコミを広告に活用する、という視点。

    Fringe81、@cosmeと共同で『クチコミ活用バナー 大量生成・自動最適化配信』を開始 – ソーシャルリリース/プレスリリースの配信・方法なら【PR News】. ゆずるたんとゆうたん、吉松氏、素晴らしい。 特にここ、 ■効果の高いクチコミやキャッチコピーをマーケティング活用 広告掲載後は、バナー内の要素ごとにレポートを提出します。「効果的なクチコミ」「効果的なキャッチコピー」などの把握を行なうことができるため、その結果をもとに店頭販促ツールなどへの、マーケティング活用が可能です。 これまでにも「クチコミを分析できます」という触れ込みで、いろいろなサービスが出てきていたし、大体が、「どのブロガー(やツイッタラー)が一番効果が高いかわかります」とか「どのエントリー(ツイート)からの効果が高いです」といったものだった。 確かにそういうツールも必要。でもね、これらは”分析”のツールなのであ

  • mediologic.com/weblog » [短い考察] twitterについて思う、“場”の不在と”パーソナリティ”の存在。

    twitterがこれまでのコミュニティやSNSと違うのは、電子的な場所の不在にあるのであって、それはJoshua Meyrowitzが言った“No Sense of Place”のような、”場所感覚”が不在になるといった浮遊感でもなく、そもそも”場”というものない、ということにある。 個人のページも他のSNSなどと違い、パーソナライズされた場、とまでいうほどのものでもない。 また、従来のコミュニティやSNS的な、会話するための”部屋”や”場所”的なところもない。あるのはハッシュタグであり、それは話題やイベントごとに作られる、人工の河川のようなもの。それぞれのタイムラインから流れだすつぶやきが集まり、支流からの流れを集めた巨大な河川になっていくが、その河川は、ロプノールのごとく現れ、消え行く。 この”場”や”場所”の不在を成り立たせているのは、アカウントそのものにある。 アカウントがなけ

  • mediologic.com/weblog » やり方は、目を狙った”露出”だけではない〜サントリーの試み

    宣伝会議ヘッドラインニュース(20100722より) ◆JR新橋駅のメロディーにサントリーCMソング JR新橋駅(東京都港区)の電車の発車メロディーとして、サントリーのCMソング「ウイスキーが、お好きでしょ」の音楽が流れ始めた。サントリーがジェイアール東日企画に提案したもので、まず1カ月継続した後に長期的な展開を検討している。土地にちなんだ発車メロディーは他の駅にもあるが、企業との取り組みは初めて。「発車メロディー変更自体に伴う広告費は発生していないが、当社の交通広告として捉えている」とサントリー広報部は話している。 新橋というところがポイントか。 新橋といえばサラリーマンの「ソーシャルメディア」のプラットフォーム。 テレビ局でもよく酔っ払ったサラリーマンの撮影といえばここを使ってるぐらい、飲み屋のメッカである。 そこで、サントリーのCMソング。 すでにTVCMでの露出が結構あるので

  • mediologic.com/weblog » engagement と bonding と。それは「キズナ」と簡単に訳せない。

    6/24にファインドスター広告ニュース主催で開かれた対談の資料を手直ししてこちらに置いておきました。 僕自身は池田紀行君が『キズナのマーケティング』というを書いて以来、彼には、 ・engagement をキズナと訳してしまうなら、それは、従来のブランド論で言われてきた bonding とは何が違うのさ? と、ツイッター上でも二人で飲んだ時にも聞いてきたのですが、なかなか彼なりの答えが出てこなかったようなので、僕のほうの考えをまとめてあります。 ポイントは、 ・広告/マーケティング業界で、engagement という言葉が使われだしたのはソーシャルメディアマーケティングが騒がれる以前である。 ・それは雑誌業界から出てきた。 ・bondingという言葉があるのに、engagementという言葉が出てきた背景には、bondingとは違う何か、意味合いがある。 ・engagement は、

  • mediologic.com/weblog » Fringe81のiogousの価値はここですよ

    iogous|Fringe81株式会社. なんとなくその風貌とはフィットしないのだが、田中弦”たん”と呼びたくなるキャラクターの持ち主が社長を務める「RSS広告社」改「Fringe81」(なぜか相撲取りの”麒麟児”が思い浮かぶのだ、この名前を見るとw)がリリースした、iogous. 独自のアルゴリズムでバナー広告の最適化を行うらしい。 まぁ結局は多数の色、コピー、ビジュアルなどの組み合わせを配信して、その中から効果の高いのを残して行くって仕組みだと思うんだけどね。 追記:わかりやすくいうと、AdSenseはサイトの中身を解析してそこにあうように広告を出す、という試み。iogous はサイトの中身は正味関係なくユーザーのアテンションを集めるよな広告を出す、という試み。 似たような仕組みは、GoogleがAdWordsでやってる(いまだしょぼいが) Display Ads Builder や

  • 「ケータイが発見した、新しい時間」 再掲 back to 9yrs ago.

    古い執筆記事を発掘したのでここに再掲。 当時、博報堂には携帯が普及した時代のライフスタイルを研究するバーチャルなチームがあってそこに寄稿したもの。 僕自体はメンバーでなかったのですが。 以下お読みください。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 「ケータイが発見した、新しい時間」 2001/5/7 「ポケラボニュース第一号」(株)博報堂 ポケットeライフ研究会 ■現代人は「時間」をもてあましている、という逆説 電車の待ち時間、タクシーの中、授業・会議の合間...などのちょっとした時間。知らず知らずのうちにケータイに触っている自分に気づく。なぜ?と聞かれても、どうしてケータイに触れているのか、自分自身で明確な答えは出てこないのだが。 もう、ここまでケータイが普及してしまったら、誰もがこのような経験をしているハ

  • テレビのソーシャル化は、テレビの進化(延命?)に最も重要。

    3Dテレビが夏商戦に投入されたが、、、これはテレビの命を、復活、ないしは延命させるものではないような気がする。 僕の視点では、テレビはこれまで3つの時代を経てきた。 1)街頭テレビ時代 2)居間テレビ時代 3)個テレビ時代 そして現在、ワンセグだなんだでよりマイクロ視聴に。 この流れで、結果、テレビ受像機の前にいる人数が減った。 だからテレビが弱くなって見える。 3Dになったからといってそれが再び人々を結びつける要素にならないだろう。 むしろメガネを掛けあって、余計に、同じ受像機の前にいたとしても、それぞれが isolated な視聴状況に陥る気がする。 あらゆるメディアがソーシャル化する中、テレビにとってもソーシャル化が必要な流れだと思う。 ちなみに、私流のソーシャル化の定義、だが、単に「人と人がつながる」だけでなく「(WEB)サービスと(WEB)サービスがつながる」ことも含む。

  • mediologic

    ■AOLの広告事業「Platform-A」,ディスプレイ広告の販売サイトを2009年前半に開設 AOLの広告事業部門 Platform-A が兼ねてより噂されていたオンライン広告販売サイトを開設する、という話。 オンライン広告の“枠”というのはユーザーの利用時間が増えれば増えるほど枠数が増えていくという宿命をもっている。従来の広告代理店の媒体販売のリソースだけでは到底追いつかなくなってきている、と媒体社サイドが考えるのも至極まっとうで、かつトラディショナルな広告媒体からすれば金額的に小さいことから代理店の手数料もできれば払いたくない気持ちが働くのも当然だろう。だからこそ、こういったオンライン広告販売プラットフォームが今後出てくるのは必然の流れ。 ただし日でこれがうまく行くかどうかというと謎。 なぜならそれほど強力な媒体が少ないから。 なので、ミドルクラスの媒体が代理店やレップ手数料よ

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