あぶらとり紙の作り方をご存じだろうか?紙を何度も何度も叩いて作るそうである。あぶらとり紙がカサカサしているのは元々が和紙だったかららしい。 ということであれば、ティッシュを叩いてみたら、ふわふわして尚且つあぶらもとれちゃう素敵ペーパーができあがっちゃうのではないだろうか。 というわけで、ティッシュをカナヅチで叩いてみた。しつこいくらいに。 (藤原 浩一) あぶらとり紙のつくりかた あぶらとり紙は元々、金箔を叩き広げて作る際に金を挟んでおくための和紙を転用したものだそうな。何度も何度も叩かれることで紙の繊維が細かくなるとかで、やがてあぶらとり紙に変貌するらしい。 古い文庫本を読んだとき異常に手の汗を吸いこむのを見て、これがあぶらとり紙のルーツなのではないかかと思ったが、あまり関係なさそうだ。このエピソードが僕だけしか理解できない話だったら、すごく嫌だ。