1. finalventの日記 - 料理のコツ ものぐさで食事にあまり関心がない私は、実家にいた頃、母が病気で倒れない限りは料理をしなかった。たまに外出か何かで母の帰宅が遅くなっても、平気で夕飯を抜いた。自分で夕飯を作るくらいなら、食事をしない方を選ぶのが私だった。 中学・高校の家庭科はいつも90点台をキープしていたので、自分ではさして不安も感じていなかったけれども、両親は私の一人暮らしが心配で仕方なかったようだ。その気持ちはよくわかったから、地元の大学を卒業して就職する際、私は食事の出る社員寮を持っている会社を選んだ。 しかし社員寮で食事が出るのは、会社が休みじゃない日の朝と夕方だけ。調理場は保健所の指導もあって、管理人以外は使用禁止。かといって個室に調理のインフラがない。したがって休日は、外食するしかない。私はしばしば、週末絶食を敢行した。外に出るなんて面倒くさくって。 でも3連休はき