いまや世界的バンドとなった京都橘高校吹奏楽部。とりわけ今年10月に開かれた台湾の国慶節祝賀パレードで披露した圧巻のパフォーマンスは蔡英文総統からも称賛され、YouTubeに公開された映像には台湾の熱狂的ファンからのまるでポップスターのライブ映像のようなコメントが並んでいる。 後編ではそのムーブメントの主人公である京都橘高校吹奏楽部から竹内さん(3年 フルートパート・ピッコロ担当、現部長)、木花さん(3年 トロンボーンパート、ドラムメジャー(DM))、中島さん(2年 ユーフォニアムパート、次期部長)、野口さん(2年 クラリネットパート、次期ドラムメジャー(DM))、に集まってもらい、彼女たちがどのような思いで吹奏楽に取り組んでいるのか話を伺った。 現在3年生で部長でもある竹内さんは、中学時代から吹奏楽部に所属し、本来なら別の吹奏楽部の強豪校に進学する予定だった。しかし偶然に目に止まった京都橘