非機能要求グレード検討会の中心となったNTTデータの木谷強氏 NTTデータ、日立製作所など国内大手SI事業者6社が共同で2008年4月から活動してきた「システム基盤の発注者要求を見える化する非機能要求グレード検討会(以下、非機能要求グレード検討会)」は2月25日、6社のノウハウに加え、発注者となるユーザ企業の意見を反映してまとめ上げた活動成果「非機能要求グレード」をWeb上で公開した。この非機能要求グレードをベースにすることで「上流の段階で発注者側と受注者側で共通の認識をすりあわせ、手戻りの少ないシステム構築事例を増やしていきたい」(NTTデータ 技術開発本部 副本部長 木谷強氏)とする。 非機能要求グレード検討会は、NTTデータ、富士通、NEC、日立製作所、三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)、沖電気(OKI)という日本を代表する大手SI事業者6社が集まり、2008年4月に発