「Java FAQ(What's New)」の安藤幸央氏が、CoolなプログラミングのためのノウハウやTIPS、筆者の経験などを「Rundown」(駆け足の要点説明)でお届けします。(編集局) 10-90の法則(90/10 Rule) コンピュータの世界には「10-90の法則(90/10 Rule」と呼ばれる法則がある。たいていのプログラムの場合、プログラムの一部分(約10%)がほとんどの処理時間(約90%)を消費しているという法則だ。つまり、その一部分の処理にかかっている時間を高速化すれば、プログラム全体の動作速度が飛躍的に向上することを暗示している。 プログラムは「前処理」「エラー処理」「後処理」、そして「主要部分」といくつかの工程に分かれる。一度しか処理を行わない部分は、速度よりも分かりやすさを重視したプログラミングを行うのが適当だ。反対に、何回も同じ処理を繰り返すような部分は、パフ
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