2015年8月9日以降の新規契約者から必須となる「ワンタイムパスワード」(物理トークンまたはアプリ)は、ジャパンネット銀行 [japannetbank.co.jp]が約10年前に導入したものと同様であって、「MITB」も「フィッシング詐欺」も防げない脆弱なもの です。ワンタイムパスワードでも被害 不正送金の新ウイルス [asahi.com]という記事を見れば分かるように、このような脆弱なワンタイムパスワードはマルウェアによる振込先・金額の改ざんや・フィッシング(正規サイトへの通信中継を行うフィッシング詐欺)による不正送金を防ぐことができないことから、不正送金被害が多発しています。 「平成28年度前半目処で、振込等の資金移動取引において、すべてのお客さまにワンタイムパスワード(アプリ、またはカード)の利用を必須とさせていただく予定」とのことなので、トークンの配布コスト・顧客へのサポートコスト