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  • 「かぐや」打ち上げから10年 …日本と世界の月探査、これからの道 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    2007年9月14日…いまからちょうど10年前、種子島の青空に吸い込まれるように、H−IIAロケットが宇宙へと旅立って行きました。その先頭部分には、月探査衛星「かぐや」が格納されていました。 「アポロ以来最大級の月探査」と銘打ち、10年以上にわたる検討・開発期間をかけ、555億円もの予算を費やし、そして14もの測定機器を搭載するという、月・惑星探査としては異例の大きさを持つ探査機「かぐや」。同年10月に月に到着し、12月から格観測を開始しました。当初予定では10ヶ月の観測期間を予定していましたが、燃料の残りが多かったことからミッションを延長、最終的には1年10ヶ月にわたって、月上空からの観測を実施しました。そして燃料が残り少なくなったことから、月の特定地点への衝突「制御衝突」という形でミッションを終わらせることが検討され、2009年6月11日、月の南半球、ギル・クレーター付近に落下しまし

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    gikazigo 2017/09/14
  • 土星南極に出現したオーロラと、背景を流れる星々 カッシーニが撮影 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    土星 には地球と同じく、 両極にオーロラが発生 することが知られています。そして2017年7月20日に探査機「カッシーニ」が同惑星の接近観測を行い、 南極に発生したオーロラとその後ろを流れる恒星 という幻想的な光景を捉えました。 太陽から吹き付ける荷電粒子が土星大気内に落下し、大気中の粒子と衝突することで発生する土星のオーロラ。今回の動画では、 土星のオーロラが同惑星の昼側と夜側をまたぐようにして周回 しているのが確認できます。なお、今回可視光として撮影されたのは動画右側の白黒の部分で、背景の土星は2008年にカッシーニが近赤外線で撮影したものを着色しています。 また、木星の後ろを流れているはるか遠くの恒星は、突然その方向を変えて飛び去っているように見えます。これは恒星からの光が土星の大気によって捻じ曲げられることにより、ランダムに移動して見えるのです。 なお、カッシーニは今年の9月

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    gikazigo 2017/08/02
  • NASA、「アーム計画」中止へ 小惑星サンプルリターンミッション | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    NASA による、 小惑星の岩石を月の側から持ち帰るサンプルリターン・ミッション「アーム計画(ARM)」 。このミッションはトランプ政権のスタートとともに 計画のキャンセルが予測 されていたのですが、どうやらやはり 中止する方向 へと歩みが向けられているようです。 アーム計画は地球近くの 小惑星(アステロイド)に探査機を送り、表面から数メートルサイズの岩石を採取して月の側まで移動 。その後に有人ミッションによって 岩石の一部を地球へと持ち帰る という、サンプルリターン計画です。なんとも夢のある計画ですが、政府筋からはあまり興味を持たれていないとの話も伝わっていました。 アーム計画のディレクターとなるMichele Gates氏は6月13日、プレゼンテーションにて「 4月に計画への出資の中止が通知された 」と発言。これにより、 計画の中止はほぼ確実 だとみられています。Gates氏は「我

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    gikazigo 2017/06/19
  • 土星探査機「カッシーニ」、ついに土星の環内側を通過する最終ミッション開始へ! | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    土星探査機「カッシーニ」、ついに土星の環内側を通過する最終ミッション開始へ! 2017/04/26 宇宙開発 始まりがあれば、終りもある……というわけで、長らく 土星観測 に活躍してきた 探査機「カッシーニ」がとうとう最後のミッション「グランド・フィナーレ」を開始 します。 カッシーニはこれまで土星の輪の外側を周回し、 衛星「タイタン」に海や川が存在 すること、さらに 衛星「エンケラドゥス」に生命存在の可能性 があることを発見するなど、土星の常識をくつがえすような素晴らしい発見を続けてきました。しかしいよいよ燃料不足から、 4月26日から9月15日の期間に最後のミッションとなる「グランド・フィナーレ」へと 突入します。 まず、 4月26日にカッシーニは土星と土星の環の間を通過 します。このような観測は至上初めてとなり、またカッシーニはアンテナを盾のように利用してこの領域を通過します。同

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    gikazigo 2017/04/27
  • 防衛通信衛星で見える「宇宙開発の不都合な真実」 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    の宇宙平和利用原則が「非軍事」から「非侵略」という国際基準に変更されて以来初となる、防衛省の独自人工衛星であるXバンド防衛通信衛星「きらめき2号」が打ち上げられた。自衛隊にとっては新たな宇宙利用の幕開けだが、日の宇宙開発にとっては今まで大きな声では言えなかった「不都合な真実」の集合体のような打ち上げだ。 「宇宙は使いたいけど、日製は買いたくなかった」 防衛省がXバンド防衛通信衛星の調達と運営をPFI事業として契約したのは、2012年度末のことだ。その直後の2013年4月、内閣府の宇宙政策委員会で防衛省はこのように報告している。 「防衛省が行った調査研究などによれば、宇宙利用の基盤である国内打上げロケットは約20~30%、国内衛星バスは約15%程度割高。そのため、現在のところ、国内産業は、宇宙を利用する“顧客”としての防衛省にとって魅力的なサプライヤーとは言い難い」 日製のロケット

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    gikazigo 2017/04/01
  • スペースXの再使用ロケット、打ち上げ実施し着陸に成功! 格安打ち上げ実現へ | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    スペースXの再使用ロケット、打ち上げ実施し着陸に成功! 格安打ち上げ実現へ 2017/03/31 宇宙開発 宇宙開発企業の スペースX は3月30日、 再利用ロケットの「ファルコン9」の打ち上げ をケネディ宇宙センターより実施しました。現在ロケット第2段は人工衛星切り離しのために飛行を続けており、 第1段は無事にドローン船へと着陸 を果たしています。 今回打ち上げられたファルコン9の第1段は、 2016年の4月8日に打ち上げられドローン船に着陸したもの 。その時はISS(国際宇宙ステーション)へとドラゴン補給船を打ち上げました。そしてスペースXはとうとう、ロケット第1段の再使用に成功したのです。 これまでスペースXがロケットの着陸から回収、そして再使用を目指していたのは、ひとえに 打ち上げコストの低減 が目的です。同社の公式ホームページによれば、ファルコン9の打ち上げコストは通常620

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    gikazigo 2017/03/31
  • NASA、7つの地球サイズ惑星を39光年先に発見 3つは生命存在可能 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    これまでもさまざまな 生命の存在が可能な惑星「ハビタブル惑星」 が発見されてきましたが、今回はさらなる快挙です。 NASA は2月22日、地球から 39 光年先の赤色矮星を周回する7つの地球サイズの系外惑星を発見 したと発表しました。 この赤色矮星「 TRAPPIST-1 」を周回する系外惑星のうち 、3つは表面に水の存在しうる「ハビタブル惑星」 に相当。地球外生命体の存在の調査が期待されます。 今回の観測は、ヨーロッパヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡(VLT)とNASAのスピッツァー宇宙望遠鏡によって行われました。TRAPPIST-1のサイズは木星より少し大きい程度で、質量も太陽の8%しかありません。そして、その周りを7つの系外惑星が周回しています。 TRAPPIST-1は非常に暗い恒星で放出するエネルギーも少ないのですが、惑星が非常に近くを周回しているためにハビタブル惑星が存在

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    gikazigo 2017/02/23
  • 準惑星ケレスで「有機化合物」発見 生命体構成に重要 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    以前より 湧き出す熱水や 水の氷 などが観察されていた「 準惑星ケレス 」ですが、今回新たに研究者によって「 有機化合物 」の存在が確認されました。有機化合物は地上の生命体に必要不可欠なことから、今後は同準惑星での生命探査への期待が高まります。 今回の有機化合物は、 探査機「ドーン」 の可視・赤外マッピング分光計によって観測されました。ケレスでは以前から塩分やアンモニアなども観測されており、サウスウエスト・リサーチ・インスティチュートのシニアリサーチサイエンティストのSimone Marchi氏は「ケレスは生命に必要な重要な成分を含んでいる」と声明にて語っているのです。 また、有機化合物が発見されたのはケレスの北半球に位置する、Ernutetクレーターのそば。有機化合物の組成はまだはっきりしませんが、タールに近いグループに含まれると予測されています。また研究者は、この有機物は隕石などで

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    gikazigo 2017/02/17
  • 最も明るい超新星爆発、実は「ブラックホール」が星を引き裂く輝きか 最新研究より | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    最も明るい超新星爆発、実は「ブラックホール」が星を引き裂く輝きか 最新研究より 2016/12/13 天文 なんて壮大なスケールなんでしょう。2015年に天文学者が 史上最も明るい超新星爆発「ASASSN-15lh」 を観測したのですが、近年の ハッブル宇宙望遠鏡 の観測により、 実はこの現象は「 超巨大なブラックホールが星を引き裂いた時の輝き 」だと考えられているのです。 2015年6月に観測されたこのイベント、なんと銀河系全体の星の20倍もの明るさが観測されていました。当時、天文学者はこれ凄まじい強さの磁場を持つ マグネター(中性子星の一種) が引き起こしたと考えていたのです。しかしASASSN-15thの発見者のKris Stanek氏からも、 この説明は不完全 であることが示唆されていました。 そして今回ハッブルとヨーロッパ南天天文台の観測結果により、ASASSN-15lhが辿

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    gikazigo 2016/12/13
  • 宇宙の始まり観測 「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」主鏡が完成 2018年に打ち上げ | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    現在、NASAが中心となって開発を進めている ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 。この赤外線にて宇宙の果と始まりを見つめる宇宙望遠鏡の 主鏡部分がゴダード宇宙飛行センターにて完成 し、2018年の打ち上げを待つことになりました。 ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はハッブル宇宙望遠鏡のように宇宙空間に投入され、観測を行います。さらにその 主鏡の口径は6.5メートル (ハッブルは2.4メートル)と非常に大きく、 深宇宙やビッグバン直後の銀河などの観測 が期待されているのです。 主鏡は 18枚の六角形の鏡 を組み合わせることで構成。この極薄の金メッキコーティングをした軽量なベリリウム製の鏡は 折りたたまれた状態で打ち上げられ、宇宙空間にて展開される という興味深い構造となっています。だからこそ、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はハッブルよりも遥かに大きな主鏡を持つことができたんですね。 ジェーム

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    gikazigo 2016/11/08
  • 欧露の着陸機、火星に激突して「黒いシミ」になった可能性 NASA衛星が画像撮影 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    欧露の着陸機、火星に激突して「黒いシミ」になった可能性 NASA衛星が画像撮影 2016/10/22 宇宙開発 予想されていた、しかし最悪の事態でしょうか。 ヨーロッパとロシアによる火星探査計画「エクソマーズ」 として打上げられた2つの探査機のうち、火星への着地を目指していた 着陸機「スキアパレッリ」 。信号が未確認となっていた 同着陸機のものと思われる「黒いシミ」 を、NASAの衛星が画像撮影しました。 探査機「トレース・ガス・オービター(TGO)」と合体した状態で打上げられたスキアパレッリは、10月16日(グリニッジ標準時)に分離に成功。しかし19日の 火星着陸の1分前から信号が途絶 していました。そして今回、火星を周回している NASAのマーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)がスキアパレッリの着陸予定地点を撮影 したのですが、そこで発見したのは探査機ではなく「 黒いシミ 」だ

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    gikazigo 2016/10/22
  • 火星探査機「エクソマーズ」 着陸機スキアパレッリの分離に成功 19日には火星地表へ | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    いよいよ新たな火星探査が始まる日が迫っています。 ヨーロッパとロシアによる火星探査プログラム「エクソマーズ 2016」 で、 着陸機「スキアパレッリ」が探査機「トレース・ガス・オービター(TGO)」との分離に成功 しました! このエクソマーズ 2016では、火星の大気を分析し通信を担当するTGOと、着陸技術に関する実証実験と火星での科学観測をおこなうスキアパレッリが合体した状態で3月に打上げられました。また 2020年にはESAによる探査車「エクソマーズ・ローバー」 が火星に打上げられ、より格的な調査が行われるのです。 先週14日(標準時間)に最終的な指示を受けたTGOは、16日14時42分にスキアパレッリをTGOから分離。途中でTGOがテレメトリ信号を返さないなどのトラブルもありましたが、無事にミッションは成功しました。またその後に、TGOからのテレメトリ信号も復帰しています。

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    gikazigo 2016/10/18
  • 人工衛星の「自撮りカメラ」、太陽電池に何かが衝突した痕跡を撮影 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は2016年8月31日、地球観測衛星「センチネル1A」に何かが衝突したと思われる写真を公開した。この写真は人工衛星に搭載されたカメラで撮影した、いわば人工衛星の自撮り写真だ。 「センチネル1A」は8月23日、2組ある太陽電池の片方の電力が低下し、軌道も変化した。「センチネル1A」は打ち上げ後に太陽電池を展開する際、その状況を撮影するためのカメラが搭載されているので、このカメラを再起動して太陽電池を撮影することにした。すると、写真には太陽電池に直径約40cmの凹みが写っていたのだ。 太陽電池に衝突した物体は数mm程度と思われるが、それが人工物(スペースデブリ)なのか、自然の微小隕石なのかは現在も分析中。デブリの場合、5cm程度の大きさががあれば監視できるため、衝突の可能性があるときはあらかじめ回避するが、今回のように小さなものは発見できないため回避できない。また地

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    gikazigo 2016/09/01
  • 世界最大の航空機、電柱に引っかかり墜ちる。テスト飛行最中で怪我人はなし | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    つい先日イギリスにて 初飛行 に成功した、世界最大の航空機「Airlander 10」。ヘリウムガスとエンジンで飛ぶハイブリット飛行船となる同機は、なんと2回目のテスト飛行の際にロープが電柱に引っかかり、 ダイナミックに地面へと衝突 してしまいました。 全長が92mとなる巨大なハイブリッド飛行船のAirlander 10は、これまでイギリスのカーディントン飛行場にて整備やテスト飛行を行ってきました。今回の落下は通常の航空機とは違いふわっとしたものだった…のですが、はやりその巨大な機体のせいか、 コックピット付近には大きなダメージ が見受けられます。 Airlander 10の開発を進めているHybrid Air Vehicles社は今回の事故について、「すべてのクルーは安全な状態にあり、怪我もない」と短くつぶやいています。 Airlander 10は元は米国政府向けに開発されたハイブ

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    gikazigo 2016/08/25
  • 木星衛星「イオ」の大気、凍結と昇華を繰り返していた:研究報告 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    巨大な木星を周回している、 衛星「イオ」 。木星に発生する 地球より大きな巨大オーロラ の原因とも考えられている同衛星ですが、最新の研究でその大気が 定期的に凍結と昇華を繰り返している ことが判明しました。 イオの1日は地球換算で1.7日相当なのですが、そのイオの1日の間には 木星の後ろに隠れるタイミグが約2時間 ほどあります。この太陽光が届かないタイミングでは イオの二酸化硫黄からなる大気 は 冷やされ、イオの表面に定着 します。 しかしイオが再び太陽の光に照らされると、 二酸化硫黄は暖められて上空へと浮上 し 衛星の大気を再び形作る のです。これまでこのような現象は予測されていましたが、具体的な観測例はありませんでした。そして今回、アメリカの サウスウエスト研究所 がハワイのジェミニ天文台やテキサスの観測装置(TEXES)を利用して観測に成功したのです。 これまでイオの大気の変化

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    gikazigo 2016/08/04
  • 「大赤斑」が数百度の木星大気の熱源だった? 最新研究が解き明かす | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    木星 に存在する、巨大な渦巻きこと「 大赤斑 」。一方 木星大気の上部には熱を持ったスポット があるのですが、科学者によるとこの巨大な渦巻きが「 音波を照射 」することにより、木星大気の加熱に関わっているというのです。 学術雑誌のネイチャーに提出された報告によれば、大赤斑によって熱せられた木星大気の温度は 数百度 にも達し、大気のどの部分よりも熱くなっています。なお科学者たちは木星からの 赤外線の放出 を観測することにより、この熱いスポットを発見しました。そして、木星の雲から約800km上空の部分は、 太陽からの熱の放射からは考えられないほど高温 になっているのです。 ボストン大学の研究チームのJames O’Donoghue氏は、「我々は、このような高温のスポットが大赤斑の上に存在していることにすぐに気づきました。これは偶然の一致なのか、それとも関連性があるのでしょうか?」と語ってい

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    gikazigo 2016/07/30
  • JAXA初、ベンチャー企業に衛星をまるごと発注 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2016年7月27日、人工衛星ベンチャー企業の株式会社アクセルスペースを、「小型実証衛星第1号機」の開発及び運用の契約相手に選定したと発表した。JAXAが人工衛星の開発から製造、運用までを一括して委託するのは初めてだ。「小型実証衛星第1号機」は2017年度にイプシロンロケットで打ち上げられる予定。 「小型実証衛星第1号機」は、将来の人工衛星に利用できそうな革新的な部品などを実際に宇宙へ打ち上げ、信頼性などを実証するための衛星だ。JAXAは革新的な宇宙技術を試験したい企業や研究機関などを公募しており、その部品を搭載する衛星体はJAXA側で用意するとしていた。そして、その衛星体についても今回の契約で、ベンチャー企業に発注された。 これまでにもJAXAは小型実証衛星を打ち上げてきたが、開発や運用はJAXAが主体となっていた。大型の技術試験衛星や実用衛星は三菱

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    gikazigo 2016/07/28
  • 土星の環に潜む小さな衛星「パン」が撮影される | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    昨日は木星にNASAの探査機「ジュノー」が無事投入されましたが、その一つ外側を周回する 土星 も非常に興味深い天体です。NASAは6月5日、 土星の環の中にある衛星「パン」 の写真を公開しました。 パンは土星の環の内側に位置する衛星で、直径は20kmほどとなっています。また、土星の環にさまざまな影響をあたえることから「 羊飼い衛星 」として定義づけられています。そしてパンは自身の重力によって土星の環の「 Encke Gap 」と呼ばれる隙間を作り出し、さらにはその形も整える役割を果たしているのです。 さらに、パンのような羊飼い衛星はリングの遠点に「波」を起こすことがわかっています。この波は衛星と環の物質の共振によって発生するもので、その波を観察することで土星の輪に関する情報を知ることができるのです。 今回の写真は土星探査機「カッシーニ」により、今年の4月3日に可視光線にて撮影されまし

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    gikazigo 2016/07/07
  • 探査機「ニュー・ホライズンズ」、冥王星越えカイパーベルト探査が決定! | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    2006年に打ち上げられ、はるかな旅の後に 冥王星やその衛星「カロン」の探査 をおこなった NASAの探査機「ニュー・ホライズンズ」 。そのニュー・ホライズンズが今後、エッジワース・カイパーベルトの探査に向かうことが正式に決定されました! 今後、ニュー・ホライズンズは「 2014 MU69 」という天体に向かいます。これは直径30km〜45kmの冷たい天体で、海王星の外側の軌道に位置するエッジワース・カイパーベルトに位置します。その軌道は冥王星よりもさらに26億キロも外側に位置しており、ニュー・ホライズンズは数年をかけて2014 MU69を目指す予定です。また現在の予定では、 2014 MU69への到達は2019年1月 となっています。 さらに、2014 MU69へと向かう途中にもニュー・ホライズンズは小惑星「イリス」など複数の天体の観察も行います。一度は通信途絶が発生したこともある同

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    gikazigo 2016/07/05
  • ハッブル望遠鏡、5年間の稼働延長。後継機とダブル観測目指す | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

    これまでも数々の美しい天体写真を私たちに送り届けてくれた ハッブル宇宙望遠鏡 。すでに打ち上げから26年以上たった今でも、現役で活躍し続けています。そしてなんと、 NASA はハッブル宇宙望遠鏡の 活動期間を5年間延長し、2021年まで稼働 させ続けるプランを発表しました。 ハッブル宇宙望遠鏡は1990年に打ち上げられた宇宙望遠鏡で、地上約560kmの衛星軌道上を周回しています。そして体には 直径2.4mの主鏡 を備え、 近赤外線、可視光線、近紫外線を大気の影響を受けない宇宙から観測 することができます。同宇宙望遠鏡はこれまでさまざまな恒星や惑星を観測してきただけでなく、なんと 宇宙の膨張やダークマター、ブラックホール などにおける重要な発見もしてきたんですよ! NASAは今回の延長について、「ハッブル宇宙望遠鏡は2020年代まで十分に観測を行うことができ、太陽系から外宇宙まで一般的

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    gikazigo 2016/06/28