防衛通信衛星で見える「宇宙開発の不都合な真実」 | sorae.jp : 宇宙（そら）へのポータルサイト

日本の宇宙平和利用原則が「非軍事」から「非侵略」という国際基準に変更されて以来初となる、防衛省の独自人工衛星であるXバンド防衛通信衛星「きらめき2号」が打ち上げられた。自衛隊にとっては新たな宇宙利用の幕開けだが、日本の宇宙開発にとっては今まで大きな声では言えなかった「不都合な真実」の集合体のような打ち上げだ。 「宇宙は使いたいけど、日本製は買いたくなかった」 防衛省がXバンド防衛通信衛星の調達と運営をPFI事業として契約したのは、2012年度末のことだ。その直後の2013年4月、内閣府の宇宙政策委員会で防衛省はこのように報告している。 「防衛省が行った調査研究などによれば、宇宙利用の基盤である国内打上げロケットは約20～30％、国内衛星バスは約15％程度割高。そのため、現在のところ、国内産業は、宇宙を利用する“顧客”としての防衛省にとって魅力的なサプライヤーとは言い難い」 日本製のロケット

[kamei_rio]

"日本製品は高くて魅力的ではないと、数字を挙げて言い切ったのである" マジかよ日本最高だな（値段が）

[hate_flag]

国の機関ですら高くて使いにくいので買いたくないH-2Aというロケット…

[TakamoriTarou]

いや、防衛なんて国内に金と技術を落としてナンボ、国内対応能力育成込みで防衛体制構築なのこれ駄目だろ。実用だけ言うならアメリカの通信会社の衛星を適当に借りれば良く(米軍はそうしてる)。なんか中途半端な

[paradisemaker]

なんかこれ、中の人から聞いたことあるな。他の業界と同じで局所的な技術はすごいけど、トータルの製品として全然競争力ないって。

[cybo]

「逆に言えば、H-IIAロケットは成功率が高くても、打ち上げたいときに打ち上げられる柔軟性やバックアップ体制が不足していると理解できる」

[kenchan3]

“防衛省が渋々購入した、国産のロケットと衛星。”

[kz78]

NHKが放送衛星を国産の「ゆり」シリーズからアメリカ製に変更したがっていたときと本質的には同じだよなぁ。

[Changeoneself_Lifehack]

宇宙産業にも闇があるとは。

[quick_past]

日本の宇宙産業の実績のなさ、手際のわるさ、防衛庁のホンネ。コンテナを満足に運ぶスキルすらない＞三菱電気

[denki5150jp]

ロケット自体軍需産業とも言えるので軍事衛星を国産ロケットで打ち上げるのはエクストリームエンジニアリングのノウハウ蓄積のために理にかなっていると思ったんですがロケットってもうコモディティ化してるのですね

[kenzy_n]

買い手を安易には探せない製品

[spacefrontier]

衛星バス(DS2000)は気象衛星なら入札に勝てる程度にはなったけど、いかんせん通信衛星は経験が浅い。ロケットは政府が30機位一括調達すれば資材費も下がって安くなる。あと種子島空港拡張と宇宙基地までの道路整備。

[ijustiH]

打ち上げのロジも、衛星バスも、なぜ使いづらいかもうちょっと踏み込んで教えて欲しい。

[tkysktmt]

内部の人から聞いた話そのものだ

[ya--mada]

地上系の運用も自前なの？ありものを借りればいいんでないの？通信でしょう？インフラ全部自前なら自国調達しないと防衛としてどうなのだし。かと言って特許ガチガチで国産の意味もないかもとか

[turirin123]

そーなんだ

[paravola]

「“顧客”としての防衛省にとって魅力的なサプライヤーとは言い難い」／日本製のロケットと衛星を購入した直後に、日本製品は高くて魅力的ではないと、数字を挙げて言い切ったのである

[halca-kaukana]

スカパーJSATが衛星の製造・打ち上げ費用を負担、運用、防衛省から使用料金を受け取る。スカパーJSATがH2Aロケットを使ったのは初めて。ロケットも衛星も、細かい要望にも応える民間企業のニーズに応えられるか

[YukeSkywalker]

防衛省が使いたく無いと言ってるのか・・・

[nagaichi]

「日本製品は高くて魅力的ではないと、数字を挙げて言い切った」「H-IIAロケットは成功率が高くても、打ち上げたいときに打ち上げられる柔軟性やバックアップ体制が不足している」

[u_eichi]

"「きらめき」シリーズはPFI方式、つまり民間企業が衛星の製造・打ち上げ費用を負担して運用も行い" 軍事衛星なのにこんなことしちゃうんだ。

[tsutsumi154]

スカパー主導ならまあそうなるな

[kk_clubm]

衛星打ち上げビジネスは、ただ打ち上げれば（上がれば）よいわけではないと。