台湾南部嘉義で、空軍基地上空を飛行するF16V戦闘機(2022年1月5日撮影、資料写真)。(c)Sam Yeh / AFP 【1月12日 AFP】台湾の救助隊は12日、前日に海に墜落した改良型戦闘機「F16V」1機の残骸を発見した。 事故機は11日、定例訓練のために南西部の空軍基地を飛び立ったが、約30分後に消息を絶った。 空軍は、事故機が海に墜落し、28歳のパイロットが緊急脱出した形跡はないと説明した。 救助当局によると、機体の残骸は見つかったが、ヘリコプターや巡視艇を投入し、60人以上が夜を徹して捜索したにもかかわらず、パイロットの痕跡は見つかっていない。 空軍はF16全機の飛行を停止。今回の事故は、昨年11月に発足したF16V部隊にとって打撃となった。 中国が軍用機の台湾防空識別圏(ADIZ)への進入を増やして圧力をかけ続ける中、台湾空軍では近年、死亡事故が相次いでいる。AFPの集計
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