バングラデシュ・テクナフの難民キャンプで支援物資を受け取ろうとする、ミャンマー・ラカイン州から逃げてきたロヒンギャの人々(2017年9月5日撮影)。(c)K.M. ASAD / AFP 【3月21日 AFP】米国は、ミャンマー国軍によるイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の迫害について、ジェノサイド(集団殺害)と人道に対する罪に相当すると認定した。米政府高官が20日、AFPに明らかにした。 仏教徒が多数派のミャンマーでは、2017年に国軍がロヒンギャへの弾圧を開始。これまでに数十万人が国外に避難した。この問題は、オランダのハーグ(Hague)の国際司法裁判所(ICJ)でジェノサイドに当たるかどうかを審理する裁判が行われている。 米国によるジェノサイド認定は、アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官が21日、首都ワシントンのホロコースト記念博物館(Holoc