富山県南砺市内の東海北陸道で先月26日、縦約1メートル、横約80センチ、深さ約5センチの穴が2か所に開いているのが見つかった。 穴にはまった車は無かったが、一歩間違えれば重大事故につながる危険性があった。中日本高速道路によると、穴は「ポットホール」と呼ばれ、老朽化が進む北陸道を中心に毎日のように発見されているといい、同社は警戒を強めている。 同社富山保全・サービスセンターによると、同日午後1時20分頃、東海北陸道上り線の北谷橋(南砺市)で点検中の社員が穴を発見。午後10時から7時間半、白川郷インターチェンジ(IC)―五箇山IC間の上下線を通行止めにして緊急の補修工事を行った。 この穴は、道路のひび割れが広がってできた「ポットホール」と呼ばれるもの。現場では約1週間前、路面にひび割れが見つかり、同社は応急処置を実施。その後に降り続いた雨の影響でアスファルトの劣化が進み、通行する車両の衝撃も受