インターネット上で振り込みや残高照会ができるネットバンキングのパスワードが盗まれ、不正送金で預金を奪われる被害が急増していますが、先月までの3か月間で、ネットバンキングにアクセスした利用者のパソコン延べ1万8000台近くから不正送金に使われるコンピューターウイルスが検出されていたことが、セキュリティー会社の調査で分かりました。 「セキュアブレイン」によりますと、このソフトを導入した金融機関のネットバンキングに先月までの3か月間にアクセスした延べ1万8000台近くのパソコンから、不正送金に使われるウイルスが検出されたということです。 ウイルスは、ネットバンキングにログインすると偽の画面を表示してパスワードなどを入力させて情報を盗み、不正送金を行うタイプで、「セキュアブレイン」の星澤裕二取締役は「ネットバンキングの利用者はウイルス対策ソフトを確実に導入したうえで、パソコンのソフトをすべて最新の