環境省は26日、2014年度の温室効果ガスの排出量(速報値)が、前年度比3・0%減の13億6500万トンだったと発表した。東日本大震災があった2010年度以降、初めて前年度比で減少に転じた。原発は稼働ゼロの一方、省エネでエネルギー消費が減り、天然ガス火力、再生可能エネルギーへの転換が進んだためとしている。 政府は20年までの温室効果ガス削減目標として、05年度比3・8%減を掲げているが、05年度と比べて2・2%減となる。 これまでの最大は07年度の14億1200万トン。09年度には12億5千万トンにまで減少したがその後は右肩上がりで増え、13年度には14億800万トンと過去2番目に多かった。 環境省や資源エネルギー庁によ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事で