世界最年長の海鳥とされるミッドウェー環礁国立自然保護区のコアホウドリ「ウィズダム」(左)のカップル。米魚類野生生物局提供(2015年11月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/US FISH NAD WILDLIFE SERVICE/KIAH WALKER 【12月11日 AFP】太平洋のミッドウェー環礁国立自然保護区(Midway Atoll National Wildlife Refuge)で、世界最年長の海鳥とみられるコアホウドリが産卵し、卵を温めている。同保護区の当局者が10日、明らかにした。 「ウィズダム(Wisdom)」の名前で知られるこのコアホウドリは少なくとも66歳で、野鳥の繁殖の世界最年長記録を順調に達成しつつある。 ウィズダムは2006年から少なくとも9羽のひな鳥を育て、生涯を通じた移動距離は300万マイル(約480万キロ)に上っている。先月23日には、ウィズダムとカッ