2011年、ユネスコの世界自然遺産に登録された小笠原諸島。ここは島が誕生して以来、一度も大陸と繋がることがなかったため、島の生物たちは独自の進化を遂げた。よってこの島は貴重な動植物が多いことで知られている。 多くの「メシ通」読者にとっても、スキューバダイビングやホエールウォッチングなど自然を楽しむアクティビティスポットとして連想する方が多いのではないだろうか。 しかしながら、小笠原諸島にはもうひとつの顔がある。それは戦争の遺物が多数残された、いわゆる「ダークツーリズム」のスポットであるということだ。太平洋戦争末期、激戦が繰り広げられ、多数の戦死者を出した硫黄島が小笠原諸島を構成する島のひとつであると知れば、イメージが湧いてくるかもしれない。 この島に住む田中善八さんは現在、小笠原諸島の硫黄島での遺骨発掘収集や、父島・母島で戦跡調査を長年行いながら、戦争の悲劇を繰り返さぬため「戦跡ガイド」と
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