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ブックマーク / ji-sedai.jp (3)

  • オリンピックの熱狂と「転向」する文学者たち 2020年われわれは冷静でいられるか - ジセダイ総研 | ジセダイ

    文学者たちのあっけない「転向」 1964年10月の東京オリンピックは、「筆のオリンピック」とも呼ばれた。小説家や評論家など物書きの多くが、まるで競うようにオリンピックのことで筆を執ったからである。 当時はまだテレビタレントがいなかった時代。文学者は文化人の代表格であり、その観戦記は、今日のテレビ番組のレポートやコメントのように広く消費された。こうした文学者たちの文章は、同年12月刊行の『東京オリンピック 文学者の見た世紀の祭典』(講談社、2014年同学芸文庫で復刊)にまとめられている。 今日改めてこのを読むと、われわれは失笑を禁じえないだろう。というのも、名だたる文学者たちが、あまりにもあっけなく次々に「転向」してしまうからである。 文学者たちは、もともとオリンピック開催に対して批判的ないしは無関心だった。その辛辣な言葉の数々を少し引いてみよう。 「私もかなり批判的だった。たかがスポーツ

    オリンピックの熱狂と「転向」する文学者たち 2020年われわれは冷静でいられるか - ジセダイ総研 | ジセダイ
  • 械闘と日中歴史問題 ~広東省から考える「ムラの戦争」と「国家の戦争」~ - ジセダイ総研 | ジセダイ

    2015年は、第二次大戦の終結から70年目の節目の年だ。日のみならずアジアの各国は、この夏、各国それぞれの経験に基づいて歴史を振り返っている。中国においても、「抗日戦争勝利」を記念するパレードが9月3日に挙行予定だ。もっともこのパレードについては、日中戦争の話題それ自体よりも各国のどのクラスの代表者が出席するかの方が内外のメディアの関心が集めている点からもわかるように、その濃厚な政治性は明らかである。 過去、中国は日中間の歴史問題を極度に政治化してきた。それが長年にわたり、いまや多くの日人にうんざりした感覚を覚えさせていることも、改めて指摘するまでもないだろう。結果、近年の日では、たとえ日中戦争を「あやまち」だったとみなす人ですら、「現在の中国が過去の日の『侵略』を批判できた立場か」「『過去の歴史を直視』などと厚かましいことを言う資格はあるのか」といった思いを多かれ少なかれ抱くよう

    械闘と日中歴史問題 ~広東省から考える「ムラの戦争」と「国家の戦争」~ - ジセダイ総研 | ジセダイ
    gimonfu_usr
    gimonfu_usr 2015/08/14
    (中国広東省東部/日本軍激戦地であり占領地/"〔現地の方にとり近隣抗争相手とは違い〕交渉や説得もできない"/記憶を継続する感覚の、被害加害の差に日中の社会環境差が重なる場面で個人はどうすればいいのか。)
  • 「外国」を理解することの難しさ~雨傘革命と台湾地方選挙を実例に - ジセダイ総研 | ジセダイ

    「普通選挙を望む民衆の行動」と報じられた雨傘革命、「対中接近路線にノーが突きつけられた」と評価された台湾地方統一選......海外報道の切り口はいつも、実情とはずれている。 中国において「安倍政権の勝利は軍国主義の復活」と報じられるのと、実は同じ現象だ。 それは「自国民にとって理解しやすく、興味のある切り口で報じる」という、報道の主体が経済活動を行っているがゆえに避けられないバイアスによる。 稿では、上記の例における「偏向」がどのようなものかを検討しながら、海外ニュースとの付き合い方を提案したい。 自民党勝利=軍国主義化? 「自国民向けの切り口」に終始する海外報道 「日の総選挙で安倍晋三首相率いる自民党が勝ちましたね。日人民は軍国主義化を支持しているようですね。」 これはある中国人との会話だ。たいして日に興味もないだろうに一生懸命話題を探してくれたことはありがたいのだが、ちょっと的

    「外国」を理解することの難しさ~雨傘革命と台湾地方選挙を実例に - ジセダイ総研 | ジセダイ
    gimonfu_usr
    gimonfu_usr 2014/12/27
      ( "日本人民は軍国主義化を支持" 選挙のない国からみた選挙制度の結果て、そう解釈されるか。「理解することの難しさ」より「理解されることの難しさ」のほうが切実だな。)
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