【ワシントン共同】米バイオテクノロジー企業モデルナは5日、新型コロナウイルスワクチンの2回接種完了から6カ月の間、発症を防ぐ有効性は93.2%と高い水準が保たれたとする臨床試験(治験)結果を発表した。重症化予防では98.2%で、死者はいない。また、感染力の強いインド由来のデルタ株の流行を踏まえ、2回接種から6~12カ月後に3回目接種が必要となる可能性が高いとした。 3回目など追加接種について、米疾病対策センター(CDC)のワレンスキ所長は同日、米CNNテレビで「食品医薬品局(FDA)が9月に方針を示す」と説明した。