JR東日本が、東京都心と羽田空港を結ぶ新線の開通目標を、2025年前後としていることがわかった。複雑な空港下の設計や開発に10年はかかると想定。事業費を3千億~4千億円と見積もり、国、東京都と等分の負担を協議したい考えだ。東京駅から羽田空港までの所要時間は現状の30分前後から、18分に縮まると試算している。 新線は田町駅付近から湾岸の大井ふ頭まで、休止中の貨物線を使い、そこから地下トンネルを掘り、羽田空港へつなぐ。新宿方面とは、東京臨海高速鉄道りんかい線の大井町駅付近から地下トンネルを掘り、東京貨物ターミナル駅の北付近で新線とつなぐ。りんかい線は大崎駅でJR埼京線と直通運転をしており、新宿駅と羽田空港への所要時間は現状の40分余りから23分に縮まる見込み。 新線によって東京駅と羽田空港が直結するため、来春開業するJR東北縦貫線で、東京駅に乗り入れる宇都宮・高崎、常磐の各線ともつながる。千葉
JR東日本は3月4日、山形新幹線「つばさ」のデザインを変更すると発表した。2014年4月下旬頃から運用を開始。4月以降、順次塗替を行い、2016年度末をめどに全編成の塗替を完了する予定だ。また、新幹線初となる、お座敷や足湯スペースのある“乗ること自体が目的”の列車「とれいゆ」を導入する。 これまで「つばさ」に使用されていたE3系は、シルバーの車体に緑色のラインという、シンプルなデザイン。今回、変更される新しいデザインでは、おしどりパープル、紅花イエロー、紅花レッド、蔵王ビアンコの4色でカラフルな色合いとなる。 それぞれの色は、まず、先頭部を取り巻く印象的なラインとその深い紫色は、鳥類で最も美しいと言われる紫色の飾り羽根をもつ山形の県鳥「おしどり」をモチーフに。帯には県花である「紅花」の生花の鮮やかな黄色を基調に、染料に加工されるにつれ赤色へ変化していく「紅花」の色の移ろいを先頭部に向けての
9月14日にオープンする「マーチエキュート神田万世橋」。旧万世橋駅の屋外「近距離電車用ホーム」(南側2階部分)には、ガラスで囲んだ「展望デッキ・展望カフェ」が設置される。 展望フロアに立ち、通り過ぎる電車を見ると、その距離はわずか1mほど。天井部分が吹き抜けとなっているので、電車の通過音も聞こえてくる。 当時のホーム高に床を敷いたためか、展望フロアの床は、いつも利用している駅のホームより少し低く、電車のサイズがやや大きく感じる。 展望カフェでは、「アルコールも提供する予定」とJR東日本ステーションリテイリングのスタッフ。大正期に生まれたホームの上で、冷たいビールを楽しみながら現代の車両を間近に眺める…。そんな楽しみ方が生まれるかもしれない。 9月のオープンが待ち遠しいという人に向け、同商業施設では8月18日まで、期間限定ビアガーデン「ビアアーチ」も営業中だ。 《レスポンス編集部》
杉山淳一(すぎやま・じゅんいち) 1967年東京都生まれ。信州大学経済学部卒。1989年アスキー入社、パソコン雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年にフリーライターとなる。PCゲーム、PCのカタログ、フリーソフトウェア、鉄道趣味、ファストフード分野で活動中。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。2008年より工学院大学情報学部情報デザイン学科非常勤講師。著書として『知れば知るほど面白い鉄道雑学157』『A列車で行こう9 公式ガイドブック』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」、Twitterアカウント:@Skywave_JP、誠Styleで「杉山淳一の +R Style」を連載している。 東京の鉄道は雪に対してもろい。2013年2月6日、東京圏のJR東日本の列車は雪の影響を見越して大幅に減便し、その影響で都内各駅は大
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