スターダムのロッシー小川代表(57)は25日、都内で会見し、22日・後楽園ホール大会での安川悪斗戦で鉄拳、掌底で顔面を攻め、骨折させた世IV虎(21)に対し、無期限出場停止の処分を課したと発表した。世IV虎が保持していたワールド・オブ・スターダム王座も剥奪する。 また、試合は世IV虎のTKO勝ちから無効試合となる。安川の診断結果は頬骨、鼻骨、左眼窩(か)底骨折で、両目の網膜しんとう症と発表された。 過剰な攻撃で安川を病院送りにした世IV虎も黒いスーツで会見に同席し、冒頭で小川代表、風香GM、高橋奈苗、木村響子とともに一礼。「このたびはけがを負わせてしまった安川悪斗選手、選手の皆さん、プロレス界の皆さん、本当に申し訳ありませんでした」と、沈痛な面持ちで謝罪した。また、小川代表、風香GM、最年長の高橋奈苗は3カ月間、30%の減給処分となった。 世IV虎はスターダムの1期生として11年1月