14日、外食大手「ワタミ」は、国内で展開する居酒屋約270店のうち、約40店を年内で閉店する方針を明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大に伴う業績悪化を受け、採算が見込めない店舗を閉鎖するほか、営業店舗の業態転換を進め、経営の立て直しを図るという。 ワタミを巡っては、新入社員の過労自殺や営業所長の残業代未払いをはじめ、その“ブラック体質”を「週刊文春」は報じてきた。構造改革で本当にワタミは変われるのか。社長に復帰した創業者の渡邉美樹氏(62)は労働環境改善を掲げてきたが、昨年11月「週刊文春」は、執行役員の“残業要求”とも呼べる音声データを入手していた。当時の記事を再公開する。(初出:週刊文春 2021年11月25日号 年齢・肩書き等は公開時のまま) ◆◆◆ 大手外食チェーン「ワタミ」の執行役員が、社員に対し、労働基準法で定められた残業時間の上限を超える労働を求めたと受け取れる発言をして
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