比例代表で議席獲得が決まり、記者会見する政治団体「参政党」の神谷宗幣氏(左端)ら=10日午後8時22分、東京都港区 政治団体「参政党」は、参院選比例代表で1議席を獲得した。公選法上の政党要件を満たす得票率2%の獲得も確実になった。交流サイト(SNS)を通じて支持を拡大。比例代表には5人、全ての選挙区に候補者を立てた。 中心メンバーの神谷宗幣氏は「1議席確保は自信を持っていた。国政政党になると、国民との約束を果たさなければいけない責任が生じる。責任を持って取り組みたい」と記者団に語った。 選挙戦では保守色の強い主張を掲げ、既存政党やマスコミを批判。「重点政策」に教育、食と健康、国防の三点を挙げた。