「靴がどうやって靴の形になるのか」疑問に思っている人も多い思います。僕も靴作りを始める前までは、木型を使うってことくらいしか知らず、それをどのように使っているのか知りませんでした。そこでこの場を借りて、その「靴がどうやって靴の形になるのか」というところを中心に、作業工程を紹介したいと思います。 まずは、道具から。これらが最低限必要な道具ですが、特に重要なのは、右の包丁(革などを裁断するときに使う)、隣のちょっとペンチみたいのがワニ(革を引っ張ったり、釘打ちもできる)、中央がポンポン(と呼ぶらしい。いわゆるトンカチ)の三つです。 これは漉きの機械です。革が重なるところはこの機械で漉き(革を薄くすること)ます。包丁を使って手で漉くことも可能です。 グラインダー。紙やすりが高速回転していると思ってもらえればいいと思います。漉きの機械とグラインダーは扱いに注意しないと危険です。僕は今だ慣れていない
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