上野マルイに「PLAZA」－パンダなど動物関連雑貨コーナーも
上野マルイ（台東区上野6）2階に9月19日、雑貨店「PLAZA」（TEL 03-5812-0180）がオープンした。 売り場面積は91坪で、約6000点の雑貨や化粧品などを並べる。これまで、系列のコンパクト店舗「MINIPLA」が上野駅内に出店していたことはあったが、「PLAZA」としての上野出店は初めて。同店は全国で76店舗目のPLAZA店舗となる。 上野動物園近くの立地を生かし「PLAZA ZOO」のコンセプトを打ち出す。パンダをはじめとする動物をモチーフにしたぬいぐるみやバッグ、食品など200点余りの動物関連雑貨を取り扱う。店長の塚本雄次さんは「上野動物園の来園者を中心に買い求められるばかりでなく、店舗のアイキャッチとしても機能している」と話す。上野に店舗をオープンした理由については、「ビッグターミナルであり、『MINIPLA』を出店していた経験から売り上げも期待できたため」とも。
台東・鳥越「女装図書館」が1年半－「女装子」が気軽に交流できる場に
佐竹商店街近くにある「女装図書館」（台東区鳥越1）が1月、オープンから１年半を迎えた。 全文を読む 女装した男性を意味する女装子（じょそこ）のための施設で、マンションの一部屋を利用した約11坪の空間に、図書室、リビング、メークルーム、ダイニング、洗面所などを備える。入館できるのは15歳以上の女装子または女性。 蔵書は女装関係の本を中心に約1000冊。来館者は自由に読書ができるほか、飲食の持ち込みも可能で、お茶を飲んだり話をしたり食事をしたりとさまざまな用途に使える。 スタッフは4人が常駐。女装初心者にメークや服装をアドバイスする「女装ガイダンスコース」も用意。クロゼットには女装用の衣装70着のほか、靴などもそろえる。月1回はイベントを開き、上野や新宿などに出掛けたりしている。性同一性障害の相談にも乗る。 司書の辰木ひかるさんは「もともとは女装したい人に着替える場所を提供したいと開いた。御徒
さくらパンダのツイッター、フォロワー急増－開設4カ月で7,000人に迫る
上野松坂屋（台東区上野3、TEL 03-3832-1111）から誕生した大丸松坂屋百貨店のキャラクター「さくらパンダ」が開設するツイッターアカウントのフォロワーが7,000人に迫る勢いをみせている。 昨年9月に開設したツイッターアカウント。これまでにネット上で数々の広報活動を行い、開設から4カ月余りで6,700人以上のフォロワーを数えるまでになった。大丸松坂屋百貨店は「キャンペーンの一環として、さくらパンダにはさまざまなチャレンジをしてもらっている。その様子が共感を呼び、フォロワーの拡大につながっているのでは」と分析する。「フォローをしていただいたら、さくらパンダから必ずフォロー返しをしている。一方的に情報を発信するのではなく、ユーザーと対話しながらコミュニケーションしていきたい」とも。 昨年は「ゆるキャラ祭り」への参加や、フィンランド・サンタ村への渡航など、さまざまな活動を行ったさくらパ
「デコ」で日本のファッションを変える－上野発「デコクロ」部
ユニクロのアイテムをベースに、バッジやコサージュなど小物をコーディネートしたりアレンジしたりすることで個性的にユニクロを着こなす「デコクロ」（デコレーション・ユニクロの略）が話題になっている。ネットのコミュニティーサイトを通して全国各地に散らばる「デコクロ部員」たちは700人を突破、今なおその数を増やし続けている。今回は、「デコクロ」を発足させたメンバー、部長の本間園子さん、書記の鈴木清之さん、広報の小笠原侑子さん、林きょうこさんに話を聞いた。 鈴木：本間さんの本業がスタイリストなんですが、前から「なんか楽しいことやりたいね」と話していました。そんな中、ユニクロばかりはやっていて普通のブランドがなかなか注目されない状況を感じていて、じゃあ逆にユニクロをベースになんかやったら面白いのかなと思ったのがきっかけです。 本間：“ファストファッション”や、“不況”という言葉ばかりが連日報道され、みん
御徒町発の眼鏡専門誌が10周年－ブーム背景に一般読者も増加
「Private eyes」編集長の村田和孝さん。「業界が消費者のために歩んできた活動を通じ、眼鏡の過去、そして今を発信していきたい」と話す。 写真を拡大 地図を拡大 御徒町に事務所を構える「近代光学出版社」（台東区台東3）が発行する眼鏡専門誌「Private eyes」が10周年を迎えた。 同社は1963（昭和38）年に眼鏡製造メーカー・卸・眼鏡店向けの業界誌「眼鏡光学」を発刊。その後「近代めがね」と号題を変え、2000年1月より現題とし一般への販売も始めた。月刊で発行し、眼鏡を使用している有名人のインタビューや新作フレームの紹介、全国各地の眼鏡店紹介などで構成している。 現在編集長を務めるのは、同社2代目にあたる村田和孝さん。「昭和40～60年代の御徒町は、眼鏡卸が10軒以上ひしめく『眼鏡の街』だった。現在残るのはわずか2軒だが、ここがかつて眼鏡の街であった事実を風化させないためにも、
台東区在住・都内唯一の「眼鏡ライター」、活動の幅広げる－会社員から転身
メガネライターの伊藤美玲さんは約50本のメガネを持っている。現在の仕事の7割がメガネ関係。国内・海外のメガネデザイナーとの繋がりが多くあり、伊藤さん用にデザインされたメガネをプレゼントされたこともあるという。 写真を拡大 地図を拡大 雑誌などで眼鏡についての記事のライティングや編集を行う「眼鏡ライター」が台東区内に在住している。「眼鏡ライター」を名乗る人物は秋田県にもう1人存在するという。 伊藤美玲さんお気に入りのメガネスタンド ライターの名は伊藤美玲さん。もともと保険会社の事務員で、その傍ら合ロックバンド「farmstay」のベーシストとして活躍していたが、「手に職を付けたい。自分の名前で仕事をしたい」（伊藤さん）との思いから雑貨店経営を目指しスクールに通った。スクールでは商品ディスプレーやDMデザインなども経験したが、その中でも文章のライティングが評価されライターの仕事に興味を抱き出版
スウェーデン人アーティスト、「ヘビーメタル」テーマに東上野で個展
上野のギャラリー「Galeria de Muerte（ガレリア デ ムエルテ）」で個展を行っているRagnar Perssonさん。 写真を拡大 地図を拡大 東上野のアートギャラリー＆レコードショップ「Galeria de Muerte（ガレリア デ ムエルテ）」(台東区東上野3、TEL 03-3835-8278）で1月7日より、スウェーデン人アーティストRagnar Perssonさんによる個展のパート2が開催されている。 2007年オープンの同店は、ヘビーメタル系の音楽作品やファンジンと呼ばれる自主制作のミニコミ誌、オリジナルTシャツ、オーナーの関根さんが面白いと思ったアパレル商品などを取り扱うほか、若手の現代アーティストを紹介するギャラリーも併設するセレクトショップ＆ギャラリー。 同展では、スウェーデン人アーティストRagnar Perssonさんの作品を展示する。関根さんが「彼の世
谷中のジュエリー店が、EXILEの「HIRO」さんのベルト製作－一般販売の予定なし
千駄木のへび道にスタジオ兼ショップを構えるジュエリーブランド「JAY TSUJIMURA」がEXILEのHIROさんのために製作した「Hero-Belt」。 写真を拡大 地図を拡大 千駄木のへび道にスタジオ兼ショップを構えるジュエリーブランド「JAY TSUJIMURA」（台東区谷中2、TEL 03-5814-8181）が、「EXILE」のリーダーHIROさんに「Hero-Belt」を製作した。 このベルトはファッションブランド「Coal Black」とのコラボレーションによるもの。JAY TSUJIMURAはベルトのバックル部分やコンチョと呼ばれる装飾部分などを手がけている。オーナーのJAYさんは「HIROさんのエンターテインメントに対する情熱に共感して製作した。製作期間は数カ月に及び、自分のジュエリーの中でも最も力を注いだ。HIROさんからも身に着けた写真を送ってもらっており、とても気
上野駅前に「ユニクロ」－上野エリアで3店舗目、コンビニ跡に出店
JR上野駅広小路口前の高架下に12月25日、「ユニクロ 上野広小路店」（台東区上野6、TEL 03-5812-9305）がオープンした。上野駅周辺エリアへの出店は、「ABAB上野店」、上野駅構内の「ユニクロディラ 上野駅店」に続く3店舗目となる。 コンビニエンスストア「NEW DAYS」の跡に出店した同店の店舗面積は約18坪。取扱商品は「大型店ではないので、売れ筋の商品に絞りそろえている」と同社広報の坂口さん。 坂口さんは「駅の近くにあるので、通勤や買い物帰りに立ち寄ってもらえれば」と話す。 営業時間は10時～21時30分。
根津にオリジナルアクセサリーショップ－会津から上京した兄妹が開店
根津駅近くに11月20日、オリジナルアクセサリー・ジュエリーショップ「KNIPPER（ニッパー）」（文京区根津2、TEL 03-5832-9180）がオープンした。 猪巻和之さんと礼子さんの兄妹が運営する同店。兄の和之さんが代表を、妹の礼子さんがデザイナーを務め、リングやネックレス、ピアスなどのアクセサリー・ジュエリーを取り扱う。和之さんがグラフィックデザイナーであることから、アクセサリー・ジュエリーのほかにもTシャツなどのオリジナルグッズも充実させ、フリーペーパー「SKETCH（スケッチ）」も発行する。 以前は地元の福島県会津で活動していたという同店。礼子さんは「根津のアクセサリー店『Eruka(エルーカ)』さんで委託販売を行ったことをきっかけに根津を知り、今回店舗を構えることになった」と経緯を明かす。オープン以来の客層について、「散策客よりは比較的地元の方の来店が多い。若い方もさること
根津にハンドメード革小物店－ガレージ販売から店舗営業へ
革の香りが漂う「sette」店内。陳列に使われる棚は谷中にある「いろはに木工所」の協力によって、七條さん自らの手で製作された。 写真を拡大 地図を拡大 根津駅近くにハンドメード革小物専門店「sette(セッテ)」（文京区根津2、TEL 03-3827-7307）が10月10日、オープンした。 同店は、イタリア・フィレンツェでかばん作りを学んだ店主・七條さんによるハンドメード革小物を販売する専門店。3年前から谷中のガレージで土曜・日曜のみ販売を行ってきたが、この度根津に店舗を構えて営業を始めた。 七條さんが「同じ商品でも用途を聞きながら、お客さんにとってピッタリな革小物を作る。手作りなので、大量生産の商品のように全く同じものは一つとしてない」という同店の革小物は20代～中高年まで幅広い年代に受け入れられている。対面の販売以外にネットショップからの注文も多い。商品ラインアップとしては、バッグ（
根津の古道具店が谷中に移転－店舗面積3倍に、家具類拡充
リニューアルオープンした「古道具豆子室」。店舗面積がこれまでの3倍に拡張された店内には、アンティーク家具や古道具類などが並ぶ。 写真を拡大 地図を拡大 根津に店舗を構えていた「BROCANTE 古道具 豆子」が9月、谷中に移転し「古道具豆子室」（台東区谷中3）と改名しリニューアルオープンした。 2007年の開店以来、日本の骨董（こっとう）市やフランスなどの海外から買い付けたアンティークグッズやアンティーク家具などを扱う同店。今回の移転では、元々調剤薬局として利用されてきた店舗を店主であるサイトウさん自らの手で改装。新店舗はこれまでの約3倍の広さに拡張され、以前はスペースの関係で数多く陳列することが難しかった大きな家具も余裕を持って陳列することができるようになった。 サイトウさんは「表通りからは少し離れているものの、静かな場所に店舗を構えたかった。これからは、今まで取り扱ってきた古道具に加え
御徒町に「ジーンズメイト」24時間営業店－営業時間武器に激戦区に出店
御徒町駅前に9月18日、オープンしたジーンズメイト「御徒町店」。19日から23日までの5連休中にセールを行うという。 写真を拡大 地図を拡大 御徒町駅前に9月18日、24時間営業を行う「ジーンズメイト御徒町店」（台東区上野4、TEL 03-5807-5712）がオープンした。 春日通沿い、アメ横商店街入り口付近に位置する同店。店舗面積は53坪で、1階では主にトップスを、2階では主にボトムスを扱う。取扱商品は約700点。 同店が出店した地域の周辺には、チェーン店や地元洋服店など数多くの競合店が並ぶ。また、すぐ裏手には「アメ横店」が営業しているが、ビルオーナーの意向から24時間営業は行っていない。 経営するジーンズメイト（渋谷区）経営企画課課長の伊藤さんは、「激戦区ではあるが、需要もそれだけある。品ぞろえと24時間営業で差をつけたい」と意欲をみせる。今後については、「アメ横店と相乗効果が出る施
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不忍池畔で「めがね之碑供養」－眼鏡業界先覚者の功績しのぶ
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谷中に「カメ」専門店－ブリーダーが開店、カメグッズも品ぞろえ
大阪の帽子ブランド「イーズゥ」、千駄木のアクセ店で展示販売会
入谷のバッグ・雑貨店「マザーハウス」が移転・改装－新ブランドも展開
谷中の手芸店でニット作家合同展－注目作家「カエデミツ」さんも参加