東京のショップシーンは、一言で言えば、「多芸」vs「一芸」。「何でも」と「オンリー」の対決がバチバチと火花を散らす。 「多芸」vs「一芸」。東京のショップシーンは一言で言えば、こんな風に様変わりし始めた。「H&M新宿」「Gap フラッグシップ原宿」など、ファストファッション系ブランドが続々と「フルライン」を強みにした旗艦店をオープンする一方、丸めてもしわになりにくい服に特化した「PLEATS PLEASE(プリーツ プリーズ)」、強烈な世界観を持つ「DRESS33(ドレスサーティスリー)」、モダンキモノを貫く「JOTARO SAITO」などのオンリーショップが出現。英国ブランドだけを集めたショップも誕生し、「何でも」と「オンリー」の対決がバチバチと火花を散らす。 「何でも揃う」は百貨店のお家芸だったが、最近はファストファッションにお株を奪われた。東京・新宿で伊勢丹の隣に11月14日にオープ