Photo Journal by Tomoko Oka 今日の様なビジネス優先時代にあって、それは避けられない事かもしれないが、ブランドイメージ戦略は、ますますシステマティックとなり、ダイレクトに発信者の声が聞こえて来ない事がしばしば。何ともさみしいかぎりだ。 本来、ブランドイメージとは、デザイナーの生き方、その哲学の表れであるはず。それに共感した人々が、自然にその虜になっていくもの。ましてそのイメージは、意図して描かれたものではなく、デザイナーの精神のほとばしりであり、ファッション文化そのもの。正に、それが、ブランド、アニエスベーの信条! モデルが鳩を持ってランウェイを歩くシーンは、アニエスベーのお気に入り アニエスべーが"フレンチ"というスタンダードを日本に初めてもたらしてから早25年が経過、このほど、その記念すべき夜を日本のアニエスべー愛好者達と共に祝おうと、彼女はこの日本の地に降り
イタリア・フィレンツェで生まれた「Liliana Rubechini(リリアナ・ルベキーニ)」は、崇高な貴族文化の香り漂うランジェリーのオートクチュール。モナコのカロリーナ女王を始め、故ダイアナ妃やヨーロッパ各国の王室など、世界有数の女性達から愛され、何十年にもわたり他の追随を許さない実力と名声を誇っている。 リリアナ・ルベキーニが90年代に他界して以来、そのストックは永きに渡り保管されてきたが、今回の本格的なコレクションは初めて。贅沢なイタリアシルクとレースのコレクションは、フィレンツェから日本へ月に1回だけ空輸されるとのこと。 その贅沢なシルクとレース、厳かなまでに繊細なストラップなどは、熟練したプロにしか作ることができない職人芸のたまもの。特に視線が集まる胸元や裾を美しく飾るレースは、スイス・サンガーレンのエンブロイダリーレースやフランス・カレーのリバーレースなど、本場の最高級レース
Photo Journal by Tomoko Oka デザイナーの人間性に焦点を当ててみると、ブランドのより深い理解へと繋がる。日本が誇る世界的デザイナーの一人、TUMORI CHISATOの場合。 彼女が最も大切にしているものは、"オリジナリティ"と"自分だけのバランス感覚と世界観を持つこと"。そうした世界観は、日常の積み重ねの中から刺激を受けて生まれる。例えば、旅をして色々な物を見たり、色々な人に出会うなど。そして、何事にも挑戦する事。と言葉を続けた。 創作する時には、自分の好きな物を掘り下げていく。好きな物はずっと変わらない。周囲から"可愛い!"と言われても、自分の中でしっくりこないものは、可愛くない! 自分が欲しい、身の回りに置いておきたいと思う物が、自分にとってのそれなのだ。東京の氾濫語「カワイイ」の代表格ともされがちだが、彼女が表したいのは、そんなうわすべりのものではなかった
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