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情報社会論に関するgitanezのブックマーク (10)

  • 波状言論>情報自由論>第1回 - 情報化とセキュリティ化が交差するところ

    text 情報自由論第1回 情報化とセキュリティ化が交差するところ 著者:東浩紀 初出:『中央公論』2002年7月号、中央公論新社 この連載は、「情報化」された社会の現状と照らし合わせ、個人の「自由」の位置を考えることを主題としている。とはいえ、そんな巨大で複雑な問いにそう簡単に答えが見つかるはずもない。そもそも研究者としても評論家としても駆け出しの筆者には、「自由」とはいかにも荷が重い言葉である。したがってこの小論では、情報化と自由の関係を分析するために必要な前提に届くか届かないか、その入口あたりまで行ければ僥倖だと考えている。はじめにそのことを断っておきたい。 にもかかわらずこの小論を書こうと決意したのは、現実の政治的かつ社会的な変化が、筆者のほうの準備を待ってくれそうにないと判断したからである。一九九〇年代の情報技術革命を通り抜けた私たちは、いま、今後数十年の社会が辿る大まかな道すじ

  • Webディレクターに備わる危機察知のパターン認識: DESIGN IT! w/LOVE

    例えば、人工知能やロボットの目の研究で用いられる「パターン分類」という処理と、脳の中の新皮質がおこなっている処理との違いをホーキンスはこんな風に紹介してくれています。 コンピュータに物体を認識させるとき、研究者はふつう、「テンプレート」と呼ばれるものをつくる。それは、たとえば、カップの画像であったり、典型的なカップの形状を記憶したものであったりする。 このテンプレートを元にコンピュータにそれに合致するものを探させ、それに似た物体が見つかれば「カップを見つけた」なり、「これはカップです」なりとコンピュータに答えさせるのが、人工知能における「パターン分類」なのだそうです。 一方で、ホーキンスは「脳にこのようなテンプレートは存在しないし、新皮質の各領域が入力として受け取るパターンも、画像であることはない」という脳とコンピュータのパターン認識の処理の仕方を示した上で、こんなことを言っています。 人

  • Web2.0で変わるマーケティングと情報社会(後編): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さて、先ほどの「Web2.0で変わるマーケティングと情報社会(前編)」の続きです。 Web2.0を懐疑する視点が意味するもの先に引用した箇所の続きにこんなやりとりがありました。 編集部 Wikipediaなんかそれの最たるものですよね。 武田 そう、でも、最も見たい項目、みんなが物申したい項目なんかは、議論が巻き起こっちゃって結局「編集中」ってなっちゃうじゃないですか。それくらい、ウェブに載せるデータっていうのはナイーブなものなんですね。実は。ホイホイ載せていいものではないんです。 オンラインマーケティングのMarkeZine:第1回 現場プログラマが見る、Web2.0:Page 3より1つ前のやりとりが共感をひくものだとすると、こちらの発言はちょっと「はてな?」です。 W

  • みんながおんなじじょうほうをみている: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さて、昨日の長文エントリー「情報社会学序説―ラストモダンの時代を生きる 公文俊平」では、ちょっといろんなことを書きすぎて、要点が不明瞭なところが多々あった。 というわけで、このあとのエントリーですこしずつ分解していきたいと思う。 まず、その第1段。 おなじあーるえすえすをみて、おなじてーまのえんとりーをかいている「人間というボトルネック」でSW's memoの渡辺さんも触れていましたが、確かに最近のRSSの取得状況だとかを見てると、「皆が似たような情報にしかアクセスしない」ような状況が見受けられることがある。 例えば、現在、主要なRSSリーダーに数えることのできるであろう下記2つのリーダーのRSS登録状況をみると、上位を占めているものがほんとよく似てる。 livedoor

  • 情報社会学序説―ラストモダンの時代を生きる 公文俊平: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 このの初版第1刷は2004年10月28日である。 にもかかわらず、書中では、『ものづくり革命』のニール・ガーシェンフェルドの個人用万能工作機械に関する構想が取り上げられていたり、『アンビエント・ファインダビリティ』が取り上げた世界(モバイルコンピューティングとインターネットが交差する地点)を一段高い概念レベルの上位層(この場合の上位は優劣とは関係なく単に抽象-具象を階層化した際、抽象化のレベルが高いという意味だ)において論じていたりして、まず、そのことに驚かされる。 また、最終章である「第5章 情報社会の新しい秩序」では、当ブログで過去にとりあげたネットワーク理論やベキ法則などが創発、同期などとともに取り上げられている点も、妙なデ・ジャビュにおそわれたような印象をうけた

  • 思考過程は作業過程 - アトムとビットの重なる場所: DESIGN IT! w/LOVE

    「read/write web.」の続編。 誰が見ても同じ情報はもはやこの世には存在せず、あらゆる情報が測定する側=読む側の創造性によって規定されることになる。 逆にいうなら、その世界では書くこと=測定することによってしか、読むことができないのだ。 なんて書いたが、「書くこと=測定する」という点は量子力学の「重ね合わせ」を前提にしている。 つまり、「測定前は、可能性を示した情報が存在する。そして測定後には、以前には存在しなかった明確で特定の1ビットの情報が作り出される」(ハンス・クリスチャン・フォン=バイヤー『量子が変える情報の宇宙』)わけで、アウトプットが出されるのは測定の時点であり、それは言うまでもなく、読んだ時点ではなく、読んだものを理解した時点である。 もちろん、厳密には、書かなくても理解できるのだが、それでも理解する際には、読んだものを一度、自分の中で反復する行為が脳の中で行われ

  • 企業におけるコンテンツの共有、そして、活用(「日本SGIが目指す“新境地”」の記事から): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 なかなか面白い記事を見つけた。 ・Silicon Graphicsの破産法申請をどう克服するか-日SGIが目指す“新境地”【後編】 米Silicon GraphicsのChapter 11申請により、少なからず衝撃を受けているであろう日SGI社をめぐる記事だ。 最初に断っておくと、現在の日SGI社は、はじめは100% Silicon Graphicsだった資構成も、2001年9月のNECおよびNECソフトの資参加を受けたことを皮切りに、2005年3月には、キヤノン販売(現、キヤノンマーケティングジャパン=キヤノンMJ)、ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング(現、ソフトバンククリエイティブ)、ニイウス(現ニイウス コー)など資参加を受け、さらに2006年

  • read/write web.: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ティム・オライリーのWeb2.0に関する有名な論文「Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル」で示された「Web2.0 ミームマップ」の中にある、ユーザーポジショニングとしての「情報の自己コントロール」という言葉が、最近になって急に気になりだしている。 例えば、こんな量子力学の「重ね合わせ」を説明した言葉と照らし合わせてみると、いいのかもしれない。 その結果として、測定というものは、人間による介入であれ機械的な介入であれ、ある意味想像的な行為と見なさなければならない。測定前は、可能性を示した情報が存在する。そして測定後には、以前には存在しなかった明確で特定の1ビットの情報が作り出される。 量子の世界に限らず、いまや測定は創造的な行為と見なされるの

  • Web2.0をすこし離れた場所から見る

    このコーナーでは、企業でWebサイトの運営に携わっている方、マーケティング部門等でWebの活用法について考えておられる方向けに、Webマーケティングの実践のための手法やノウハウ、事例をご紹介していきます。市場に出回る書籍や雑誌では論じられることない、Webマーケティングの最前線に触れていただければと思います。 2006年05月23日 Web2.0をすこし離れた場所から見る マーケティングユニット 棚橋 4月から東京を離れ、名古屋に出向して早2ヵ月弱。離れてみてはじめて見えてくることもたくさんあります。 東京という街の騒々しさに慣れた自分だったり、PCのWebブラウザ経由でみえるインターネットの世界が実は非常に限られた空間でしかないのだということだったり、すこし前までBlogやSNSのことがあまりわからなかった顧客企業のWeb担当者様が自分でmixiをやりはじめて2ヶ月もたてば、BlogやS

  • Amazon.co.jp: 情報社会学序説―ラストモダンの時代を生きる NTT出版ライブラリーレゾナント001 (NTT出版ライブラリーレゾナント 1): 公文俊平: 本

    Amazon.co.jp: 情報社会学序説―ラストモダンの時代を生きる NTT出版ライブラリーレゾナント001 (NTT出版ライブラリーレゾナント 1): 公文俊平: 本
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