SW's memo / 渡辺聡事務所 テクノロジー産業動向のクリップを中心に。CNET「情報化社会の航海図」も綴る渡辺聡の個人事務所Blog。
さる信頼の置ける筋から公文俊平氏の『情報社会学序説―ラストモダンの時代を生きる』のお勧めがあり、当たりの予感があったので、手にとってみることとした。また、ウェブでも内容が公開されている。 ぼんやりとした考えとして頭の中にあるものが、整理されたフレームと言葉でまとめられたものに出会うという場面は日々書いている人であれば幾度も経験していることだろう。今回は、塊でそれがやってきた。とりあえず途中まで目を通したところだが、ほぼ全てのページなんらか折込と赤線とコメントが加わっている。珍しい。そして素晴らしい。 ポイントは至るところにあるので、随時触れていくとしてひとまず幾つか抜いてみたい。 なぜ、オープンソースにコミットするか、あるいはBlogを書くのか インセンティブと経済モデルについての指摘は別途あるが根っこの部分から。 個々の智業にとっての「智のゲーム」の直接的な目標は、最初から「通識」と
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ブログ記事をタグ付けして分類できる、TagClickなるサービスを導入してみた。 Seesaaにはタギング可能なブログパーツがなかったので、見つけて即導入。 このWebサービス、2006年4月18日に始まったばかりだそうだ。 もちろん、無料! TagClick:http://www.tagclick.net/ 登録すると、サイドバーなどにタグクラウド形式のブログパーツが設置できる。 そして、共有型のWebサービスなので、当然、自分のブログ記事にタグ付けしておけば、TagClick内のサーチ対象となる(検索結果のRSS配信をしてないのが減点1だな)。 あと、まだ設置したばかりでその効果のほどは実感できていないが、「新しいエントリーの情報に既に登録済みのタグが含まれる場合はタグ
このコーナーでは、企業でWebサイトの運営に携わっている方、マーケティング部門等でWebの活用法について考えておられる方向けに、Webマーケティングの実践のための手法やノウハウ、事例をご紹介していきます。市場に出回る書籍や雑誌では論じられることない、Webマーケティングの最前線に触れていただければと思います。 2006年04月21日 ファインダビリティあるいは検索性の向上 マーケティングユニット 棚橋 はてなブックマークやfeedpath、Bloglinesなどを使っていると、Web上の情報生産速度がどんどん加速度をつけながら速くなっているのを感じます。 例えば、feedpathでは「24時間以内に登録されたFeedソースは 364 件、最新Feedは 537,814 件」(2006年4月21日9:50調査時点)というスピード感で動いています。freedpathのRSSリーダとしてのシェア
そう。だからブログをはじめなきゃ。 1つ前のエントリー「Web関係者の中でのWeb2.0デバイド」に対するはてブのコメントに、元ネタのBloger、jetdaisukeさんから、こんな愉快なコメントをいただけた。 これこれ!これを書ける人を、まさにこのトラバを待っていた!だからブログはやめられない 昨日書いた「Web2.0とかブログって体験してみないとわからない部分が多い」っていうのは、まさにこうした連携がスピーディーに実現する点だ。 そして、その影響は確実にビジネスにも及ぶ。 なので、こうしたことを感覚としてとらえられていないWeb業界人はあやういと思うのだ。 それは量子力学における重ね合わせ(0または1ではなく0かつ1)の論理や、大数の法則を、既存の論理では理解できないのと同様、頭を一度リセットしてその現実を体験しなくては感覚器官でとらえることができない世界だと思っている。 住み慣れた
最近、映画の話が多くなっていますが、今日は「ダ・ヴィンチ・コード」について。 前々からずっと気になっていたものの、ハードカバーを持ち歩くのは大変だなぁと思ってなかなか手が出せなかった作品。文庫化されてやっと3月に読みました。 歴史のこと、宗教のことほとんど知らなかったので、ほほーっと思いながら読み進めましたが、難しい話もちゃんとこういう歴史があってと解説が入るので読みやすかったです(もちろん、このお話にでてくる歴史的な内容や宗教上のことがどこまで真実であるかという問題はあるとは思いますが)。 パリ・ルーブル美術館での事件から始まるこのストーリーはパリの街やロンドンの街を駆け巡っていきますが、パリ好きの私にとっては、そういった意味でもとても楽しめるものでした。まずは、ラングドンが呼び出される夜のルーブル美術館。事件の起きた現場、そしてモナ・リザのある場所いろいろ思い浮かべながら自分がその場を
2006年04月20日19:29 カテゴリValue 2.0 疎結合の時代 If you want to make your network robust, make it loose. つながりをしなやかにしたかったら、ゆるくするべし などと、唐突に言い出したのは、ネットワーク全体の堅牢性をマッサージチェアにもたれかかりながら思いついたからだ。上司は思いつきでものをいい、弾は思いつきでものを書く。 まず、世のさまざまなつながりを、疎密で分類して思いつくまま列挙してみる。 Tide of Ties つながりのみちかけ tight 密loose 疎 Jargon 用語bond 絆link 結 Gauge Forces ゲージ力Strong, Weak 強い力、弱い力 Electromagnetic, Gravitational 電磁気力、重力 Molecular 分子Covalence, I
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く