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認知科学とevolutionに関するgitanezのブックマーク (5)

  • なんでヒトはコンピュータが動かないからといって文句を言ったりするの?(本当の意味での人間中心のデザイン): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 動かない/動きが遅いコンピュータに対してイライラしたり、ひとりでコンピュータに向かって文句を言ったり、ひどい場合は机をバン!と叩いて怒ったりした経験は誰にも一度くらいはあるのではないでしょうか? コンピュータじゃなくてもそうですよね。意図したとおりに機械(たとえば自動販売機とか)が動作してくれなかったりしたときには、つい文句を言ってしまったりします。 個体における心の発達でも、それっておかしいよね。 だって、僕らはそれが機械だということを知っている。機械が人間の言葉を理解しない存在だということもわかっている。 認知科学の研究では、ヒトは生まれてから3ヶ月~6ヶ月で生物的なものの動きをその他のものの動きと区別できるようになり、6ヶ月~9ヶ月では生物以外の物体や自動で動くような

  • ヒトが使う道具のデザイン:ドーキンスの「延長された表現型」: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 すこし前に「サーフェスの変形だけが人生である」というエントリーで、『デザインの生態学―新しいデザインの教科書』からこんな文章を引用しました。 たとえば、化粧や料理はサーフェスにあるもともとの意味を残しながら、その意味を強調するというレイアウトの修正です。強調しすぎれば仮面のようになってしまったり、べられなくなってしまいます。創造というべきか発見というべきか、われわれは、サーフェスのレイアウトを変形しレイアウトの5種類の性質を使って、サーフェスに新しい意味を作っている。 ヒトは「平坦性」「閉じ具合」「引き延ばされ具合」「サーフェスの結合の仕方」「囲い方」という5種類のレイアウトの性質を使って、新しい意味をつくりだしています。新石器時代から何万年も。 おなじエントリーでは、ア

  • 岩壁に絵を描きはじめる前と後の違い、ということで: DESIGN IT! w/LOVE

    自分の見解を明らかにする意味で念のため、パブリッシュ。 棚橋さんが不可視な結びつき、匿名のアイデンティティで語られている「コミュニティ機能の変容」です。僕にはコミュニティ機能の変容というよりも個人の知覚変容であると思っています。 この2つは同時にしか起こりえないというのが僕の立場です。つまり「コミュニティ機能の変容」と「個の知覚変容」が同時にしか起こりえないと考えているのです。どっちが先かといわれると困るものの、卵を産まないにわとりがいないのとおんなじような意味でです。 その意味で、この話の発端になっている大西さんのエントリーでのコミュニティとアイデンティティの関係性の捉え方に僕は共感を感じます。 それが「コミュニティの復権」という単純な話かはともかくとして。あと匿名うんぬんの話もそれほど興味がないのでパスします。 なので、僕が意識しているのは、 岩壁に絵を描いたころから人は自らの記憶を外

  • 自分で学ぶ未来へ。: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 まずは皆様、あけましておめでとうございます。 Felice Anno Nuovo 2007!! 今年も DESIGN IT! w/LOVE をよろしくお願いいたします。 学習への期待さて、今年の目標など書こうと思ったりもしましたが、どうも細かい目標設定などは覚えてられない性格で、どうせ1ヵ月後くらいには完全にリセットされていそうなのでやめました。 代わりに、というわけでもありませんが、ちょっと「学習」というもの、そして、それに対する僕の期待のようなものについて書いてみたいと思います。 年が明けて、僕はmixiの日記に、「明けましておめでとう」という日記を書くのに、その言葉を他のいろんな国の言葉で書いてみたいと思いました。最初はフランス語、イタリア語くらいを想定していたんです

  • 赤を見る―感覚の進化と意識の存在理由/ニコラス・ハンフリー

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ニコラス・ハンフリーの『赤を見る―感覚の進化と意識の存在理由』は、スクリーンに映し出された赤い光を見るという行為の中に生まれる感覚とその性質、それが進化してきた過程を探りながら、人間の意識の謎に迫ろうという大変おもしろい試みを、実際に2004年春にハーヴァード大学で行なわれた講演をベースに再構築して書かれたです。 昨日の「主観、客観、そして、クオリア」というエントリーでも紹介しましたが、最後まで読み終わりましたので、あらためて紹介させていただきます。 サザーランドの「意識の定義」書は、イギリスの心理学者スチュアート・サザーランドが1989年に行なった、次のような意識の定義からはじまります。 意識とは、興味深いがいわく言いがたい現象である。それが何であり、何をなし、なぜ発

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