不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 とりあえずしばらくちゃんと考える時間は取れなさそうなので、まずはなんとなくメモ。 われわれ人間は認知を助ける幅広い種類のモノを発明してきた。物理的なものもあれば心的なものもある。たとえば、紙や鉛筆、電卓やコンピュータは認知を助ける物理的アーティファクトである。読み書きのスキル、算術、論理、言語はメンタルなアーティファクトである。その威力が物理的なものの中にではなく、規則や構造、つまり、情報構造の中にあるからである。 物理的アーティファクトとメンタルなアーティファクト。 当たり前だけど、前者は触れて、後者は触れない。これがひとつ大きな違いだと思ってます。 インフォメーション・アーキテクチャにおける図と地で、そういう違いはあっても、ともにヒトという生物の認知や知識を広げるという