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進化心理学に関するgitanezのブックマーク (10)

  •  「Moral Minds」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Moral Minds: How Nature Designed Our Universal Sense of Right and Wrong 作者: Marc Hauser出版社/メーカー: Ecco発売日: 2006/09/01メディア: ハードカバー購入: 4人 クリック: 88回この商品を含むブログ (95件) を見る 衝撃的なだ.道徳・倫理に関心のある人には(第一部だけでも)一読を強くお勧めしたい. ヒトの性,ヒューマン・ユニバーサルを考えるはこれまでにも数多く出版されている.その中にはヒトの道徳の起源を考えるものも多い.進化心理的に道徳がどう説明できるかということについてはスティーブン・ピンカーのHow the Mind Works (邦題「心の仕組み」)で詳しく論じられているし,マット・リドレーもThe Origins of Virtue (邦題「徳の起源」)でうまくま

     「Moral Minds」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 無秩序や因果関係のなさを嫌うヒトという生物: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 前からそういう傾向はあったものの、最近、富に認知科学的なものへの興味が増しています。 認知科学への興味僕が仕事としているマーケティングやブランディングでも、はたまたWebユーザビリティにしても、インフォメーション・アーキテクチャの問題にしても、ヒトの認知について知ることは非常に有益だと思っています。 でも、最近、僕が脳科学や進化心理学などの認知科学の分野に興味をもち、ニコラス・ハンフリーの『赤を見る―感覚の進化と意識の存在理由』やジェラルド・M・エーデルマンの『脳は空より広いか―「私」という現象を考える』などの「ヒトの意識」についてのを読んでいたり、勢いで"Human Information Interface lab"などを開設してしまったのも、そうした有益性を超えた興

  • 私的インフォメーション・アーキテクチャ考:13.言葉の前に・・・、言葉の後に・・・: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 意味ははじめからそこにあるのではなく、どこかの時点で生起した起源をもつ。そのことは前回の「私的インフォメーション・アーキテクチャ考:12.意味の生成」で触れました。 意味生成のエンジンでは、意味の生成の原動力となるのは何か? 好奇心と答えることも1つの手でしょう。しかし、では、ヒトはなぜ好奇心を駆り立てられ、意味の生成にエネルギーを費やすのか? ジェスパー・ホフマイヤーは『生命記号論―宇宙の意味と表象』の中でこんな風に書いています。 この分裂は人間の欲求の鍵をも握っている。その分離を再びもとの一体のものにまとめあげたいという熱望こそが、人生そのものである。(中略)この分裂に由来する欲求こそが、世界に意味を与え、私たちに意味を求めさせるものだ。私たちはすでに持っているものを欲

  • 私的インフォメーション・アーキテクチャ考:11.テンプレート脳: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 皆さん、頭にいくつのテンプレートを用意しているでしょうか? いや、数えなくてもいいです。それよりも自分の思考がテンプレートのおかげで随分効率化されてるなと感じたことがあるかどうかをちょっと考えてみてください。 テンプレートの弊害そんなことを考えたのは、今日、仕事中にテンプレートの弊害を感じたからです。それは頭の中のテンプレートではなく、レポート作成を効率化するための文字通りのテンプレートをベースに別の人が作ったレポートを見たときに、そんなことをふと思ったんです。 ようはいまいち、そのレポートの出来がよくなかったわけですよ。 何を伝えようとしているのか、わからないわけです。 でも、それはたぶん、その人の能力がどうこうというより、このレポートのテンプレート自体が問題なのだと思い

  • 私的インフォメーション・アーキテクチャ考:10.ヒトの認知の性向を知らずしてなぜIAが語れるのか?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 インフォメーション・アーキテクチャを考える上では、そのアーキテクチャを構造的、機能的に考える必要があるのはもちろんだとしても、同時にインフォメーションについて考えなくてはそれはインフォメーション・アーキテクチャとして成り立ちません。 しかし、どうも巷のIA論的なものは、どうもこのインフォメーションの捉え方があまりに狭義なものになりすぎているのではないか? そういう印象を個人的にはもっています。極端な場合、テキスト情報のみをインフォメーションとして扱ったり、インフォメーション・アーキテクチャといえばWebに関することだと誤解している向きもあったりします。 そうした狭義のIAに対しての疑念が、僕がこの「私的インフォメーション・アーキテクチャー考」を書き続けているきっかけであり、

  • デジタルな情報のやりとり(続・マーケティングは対話になった?): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 前回、「マーケティングは対話になった?」というエントリーで、対話型マーケティングに対する僕自身の疑問点として、 対話はときにイノベーションの敵となりうるそれは当に対話なのか?デジタルな情報のやりとり の3つをあげました。 そのうち、1番目と2番目の疑問に点についてはすでに紹介しましたので、今回は残りの「デジタルな情報のやりとり」について考えてみたいと思います。 対話型のマーケティングはコミュニケーションの利便性があがったことで可能にまず、前回もすこし書きましたが、現在「マーケティングは対話になった」という話題が増えてきた背景には、Webを使った市場、顧客との双方向のコミュニケーションが低コストで、かつリアルタイムに近い形で可能になったということがあります。また、もう1つの

  • Amazon.co.jp: 本能はどこまで本能か―ヒトと動物の行動の起源: マーク・S. ブランバーグ (著), Blumberg,Mark S. (原名), 通緒,塩原 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: 本能はどこまで本能か―ヒトと動物の行動の起源: マーク・S. ブランバーグ (著), Blumberg,Mark S. (原名), 通緒,塩原 (翻訳): 本
  • 考えることのより根本的なレイヤー: DESIGN IT! w/LOVE

    ちょっと前のエントリーになるので恐縮ですが、Danさんの「「はじめに言葉ありき」は当か?」というエントリーがずっと気になっています。 しかし、「言葉で表現する」こと即「言葉で考える」ことを意味しているのだろうか? 「考える」をどう定義するかによるのだとも思いますが、僕も基的にはDanさんの「人って当に言葉で考えているの?」という感覚に同意します。 言葉は表現のツールただし、Danさんがご自身の考えを<多次元の「もやもや」>と表現するよりのに対して、僕自身の考えるスタイルは非常に言葉に依っていると感じています。しかし、非常に言葉に依るところが多い自身の考えるスタイルを考慮した上でなお「人って当は言葉だけで考えているわけではない」と思うんです。 言葉って表現のツールなんじゃないでしょうか。もちろん考える際にはその表現されたものを他の物理的対象やそれを感覚器官で感じ取った表象同様に素材と

  • 私的インフォメーション・アーキテクチャ考:番外編:サバンナに合うように設計されたヒトの意識: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 少し前の「私的インフォメーション・アーキテクチャ考:4.構造と要素間の関係性:分類あるいはメタデータ:その2」というエントリーにyusukeさんからこんなコメントをいただきました。 言葉の相対性は文脈や解釈、つまりその人や場や時間軸の構造によって生まれるものです。 その上でIAが背負う「絶対性」(言葉は1つ)な側面をどのように解決するのかが興味あります。 ま、人間の認知力は柔軟ですから、人間側に変化を強制する形に落ち着くのでしょうが(ある側面では)。 最初の1行はすごく同意。2行目は同じように考える人はやっぱりそこに落ち着くんですねという感想。そして、僕としてはアーキテクトはそれでも特定の状況を設計しなくてはいけないんでしょうねというのが解決法なのかなと思います。 ヒトの認

  • The Structure of Adaptationism

    The Structure of Adaptationism, and Evolutionary Psychology as the Basis of Social Sciences 日科学哲学会2000年大会シンポジウム、進化的視点と社会科学 「適応主義の構造」 内井惣七 [12月2日、名古屋大学での発表の草稿。Do not quote from this; quote from the published version--改訂稿は『科学哲学』34-2(2001)に掲載。] PRESENTATION, DRAFT 適応主義の構造  内井惣七(京都大学) (レジメ) 社会科学においても進化的な視点が不可欠であるという主張を体系的かつ精力的におこなったのは、The Adapted Mind (Oxford, 1992)に収録されたトゥービーとコス

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