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archtectureに関するgitanezのブックマーク (13)

  • 白痴化する|棚橋弘季 Hiroki Tanahashi

    数日前から田中純さんの『都市の詩学』を読みはじめている。 最初の何章かは、建築家アルド・ロッシを対象に語られるのだが、その内容が前回書いた「無意味」というnoteにリンクする。 「昨今の社会にとって意味あるものばかりを生み出そうとする傾向とは真反対の、そういう無意味化の操作は、人間よりも、機械や、自然が得意だ」と前回のnoteでは書いた。 それはロッシの建築的営みについて評した、こんな言葉に重なってくる。 ロッシが反復によって意味を消滅させた、無意味な建築は、馬鹿馬鹿しい「白痴の形態」がもつユーモアにより、乾いた笑いを誘い出す。ロッシの建築は、例えば、こんな外観をしている。イタリア・モデナにある墓地の納骨堂の建物だ。 「白痴の形態」と評されるのも頷ける、おそろしく、いろんなものを失った骸骨のような様相である。シンプルというには、捨ててはならない大事な部分まで削ぎ落とされている感を受けるので

    白痴化する|棚橋弘季 Hiroki Tanahashi
  • 2009-07-25:日本民家園とル・クルーゼ: DESIGN IT! w/LOVE

    民家園が、先週の登呂遺跡と大きく違うところは、そこにある民家がすべて実際に人が住んでいた古民家を方々から移築して残している点。登呂遺跡のような復元ではなく物。 国指定重要文化財7件国指定重要有形民俗文化財1件県指定重要文化財10件市指定歴史記念物7件 といった堂々のラインナップで、東日の古民家をはじめ、水車小屋や歌舞伎小屋などの建物が立ち並んでいて圧巻でした。 日民家園: http://www.city.kawasaki.jp/71/71tama/home/ikutaryokuti/shisetsu/index.htm#MAP01 家の大きさと土間今日、民家園にいって感じたことは何より、すべての民家が非常に大きかったことです。いったい、何人が暮らしていたんだろうと感じる家が多かった。 古い民家の大きさについては、宮常一さんが『日人の住まい―生きる場のかたちとその変遷』という

  • 自由学園明日館: DESIGN IT! w/LOVE

    明日館は1921年に羽仁吉一、もと子夫が創立した自由学園の校舎として、フランク・ロイド・ライトの設計により建てられています。 1997年に国の重要文化財指定を受け、現在はさまざまな催し物、結婚式などに使われています。 自由学園明日館:http://www.jiyu.jp/

  • 村野藤吾・建築とインテリア ひとをつくる空間の美学 | 展覧会スケジュール | 展覧会情報 | 汐留ミュージアム | パナソニック電工株式会社 | Panasonic

    ヒューマニズムを基調とする独創性に富んだ作風を特徴とし、近代日の建築界でつねに重要な位置を占めてきた村野藤吾(1891-1984)。戦前の先駆的なモダン・デザインから大胆な造形と繊細な表現で注目を集めた戦後の数々の作品まで、村野藤吾は絶えず自在にスタイルを操り、都市の顔をつくり続けました。 もっとも、彼の建築へのアプローチ、美意識、そして信念が凝縮してあらわれているのはインテリア空間ともいえるでしょう。戦争直前に手がけた艤装(ぎそう)から、海底を思わせる幻想的な劇場空間、もてなしの心に満ちたホテルの客室や茶室まで、いずれも一見気づかないところまで深く考え抜かれたディテールと、職人たちの細やかな手仕事によって、魅力的な空間がつくり出されています。また、そこで出会う家具やファブリックなども全て建築家自身によってデザインされ、ときにはちょっとした遊び心を交えながら、使うひとの情緒に働きかけます

  • 現象としてのアーキテクチャ (arclamp.jp アークランプ)

    僕たちは何を設計するのか―建築家14人の設計現場を通してより。最近ではルイ・ヴィトンの仕事でも有名な青木淳さん(Wikipedia)の言葉から。 ルイ・ヴィトンのようなブランドショップの場合、外装というのは非常に大きな要素となります。ですが、 外装が単なるパッケージ・デザインになってしまうことに、ものすごい抵抗感がありました。パッケージ・デザインというのは、表層が表層にとどまり、建築内部の問題には関係しないといったデザインのことです。<中略>でも、それでもそれを内部と、あるいは周辺外部との関係で成立させたかった。 この抵抗感から、青木さんは1つの結論を出します。 内部とか外装とかが、まず存在しているということを疑うこと、と。<中略>外装が事後的に立ち現れるようなあり方で存在することはできないだろうか この感覚を水と油の境界面にたとえています。 水と油の境界面は、水と油が接することの結果認識

  • 最近買った本 2007/09/01: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近はこんなを買ってます。 こう並べてみると我ながらあいかわらず興味の方向性がバラバラだなって思います。 まぁ、バラバラでありつつなんとなく自分的には、「身体」「非言語」「環境」「相互作用」「デザイン」などのキーワードでつながっていたりはするのですが。 というわけで、7冊ほど紹介しておきます。 システムの科学/ハーバート・A・サイモン奥出直人さんの『デザイン思考の道具箱―イノベーションを生む会社のつくり方』でも日でも徐々に注目されるようになってきた「デザイン思考(design thinking)」というアプローチ。最初にこの言葉を提唱したのがMITのハーバート・A・サイモンが1969年に書いたこの著書だったそう。というわけで、"design thinking"の起源に立

  • 編集指向アーキテクチャ (arclamp.jp アークランプ)

    arclamp.jp アークランプ ITアーキテクトが、ビジネス書とかデザインとか建築とかからシステム開発を妄想するブログ 妄想モードで。 オブジェクト指向の限界 そもそも、現状のオブジェクト指向は現実を表現するのに向いていません。 オブジェクト指向の原点は、世界はオブジェクトで構成されており、それぞれのオブジェクトが自立的に自己を表現しているというものです。しかし、現実の世界はそんなに単純ではありません。 単純な例であればデータ層に近いモデルとプレゼンテーション層に近いモデルがミスマッチを起こすことがあげられます。オブジェクトは絶対的な存在ではなく、受け取る人にとって微妙に定義が異なるものなのです。 これは人々が会社にいるときと家にいるときで振る舞いが変わることからも分かります。それは求められる役割が変わることでもあり、自らが態度を変えているからです。 AOPや動的言語のアプローチ

  • シュリンキングシティ×ファイバーシティ@アキハバラ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 高齢化や人口の減少を要因として縮小する都市の未来を考えるイベント「シュリンキングシティ×ファイバーシティ@アキハバラ 縮小する都市に未来はあるか?」に行ってきました。 公式ホームページ(:::S×F@A::::):http://www.sfa-exhibition.com/index.html スタッフブログ:http://www.sfa-exhibition.com/cgi-bin/blog/ 展覧会「シュリンキングシティ×ファイバーシティ」今日から2月18日まで開催されているこのイベントは、展覧会「シュリンキングシティ×ファイバーシティ」、国際シンポジウム「縮小する都市に未来はあるか?」、トークイン「縮小する都市の未来を語る」の3つから構成されています。 僕は展覧会のみ

  • 東京レジデンスマーケット

  • ブランド・アーキテクチャとパースの記号論: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ブランド・アーキテクチャについて考察しようと思っている旨のエントリーを書いたら、さっそく浅野さん(IA Spectrum)から素敵なトラックバックをいただきました。 今朝の棚橋弘季さんのエントリに「ブランド・アーキテクチャ」という言葉を見つけたのをきっかけに、かなり以前にそれに関して書こうと思っていたネタをふと思い出しました。 Dubberly Design Officeというサンフランシスコのデザインファームがネットで公開している、「A Model of Brand」というブランドに関するコンセプトマップが非常によくできていたのです。 A Model of Brand。これは美しいですね。 よく見ると、この原型はパースの記号論をモデルとして使ってるのがわかります。 ソシュ

  • 私的インフォメーション・アーキテクチャ考:番外編:サバンナに合うように設計されたヒトの意識: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 少し前の「私的インフォメーション・アーキテクチャ考:4.構造と要素間の関係性:分類あるいはメタデータ:その2」というエントリーにyusukeさんからこんなコメントをいただきました。 言葉の相対性は文脈や解釈、つまりその人や場や時間軸の構造によって生まれるものです。 その上でIAが背負う「絶対性」(言葉は1つ)な側面をどのように解決するのかが興味あります。 ま、人間の認知力は柔軟ですから、人間側に変化を強制する形に落ち着くのでしょうが(ある側面では)。 最初の1行はすごく同意。2行目は同じように考える人はやっぱりそこに落ち着くんですねという感想。そして、僕としてはアーキテクトはそれでも特定の状況を設計しなくてはいけないんでしょうねというのが解決法なのかなと思います。 ヒトの認

  • Amazon.co.jp: 夢と魅惑の全体主義 (文春新書): 章一,井上: 本

    Amazon.co.jp: 夢と魅惑の全体主義 (文春新書): 章一,井上: 本
  • 「モノづくり」という言葉の違和感 (arclamp.jp アークランプ)

    arclamp.jp アークランプ ITアーキテクトが、ビジネス書とかデザインとか建築とかからシステム開発を妄想するブログ パロアルトのGoogle社に行った人に感想を聞いたのですが「やっぱ、あの会社はモノづくりの会社だねぇ」と。もちろんその通りなのですが、ちょっとした違和感が。 "モノづくり"ではなく"モノ動かし" それはGoogleがやっていることは「モノづくり」というよりも「モノ動かし」というか「サービス運用」というか、つまり作っているだけじゃなくて動かしているのだろうなぁと。 僕がWeb2.0系エンジニアで尊敬するのは、初期構築技術はもちろんのこと運用技術についてちゃんと理解していること。はてなもmixiもライブドアもAmazonも、もちろんGoogleも、作るだけじゃなくてちゃんと動かしていることがすごいのです。 そうすると初期設計がちゃんとしてきます。自分たちでメンテナン

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