不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨日、とあるところで講演をさせていただく機会があって、そのなかでもコンテキスチュアル・インクワイアリーなどの観察法によるユーザー調査から得たデータを行動モデリングして、ペルソナ/シナリオに落とし込む過程をお話させてもらいました。 そこで「モデリングって、行動のフロー化のことですか?」っていう質問がありました。 そこでの僕の答えは「いいえ」でした。 確かにユーザーの行動を中心に観察し、ペルソナ/シナリオ法を使ってデザインへの落とし込みを行う場合、どちらかというと行動のフローを考える場合が多いのは確かだと思います。 インタラクション・デザインという面では、行動の大きいところから、より小さな要素まで、ユーザーとデザインするモノとのインタラクションを構造化していき細部をつめていくこ