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fieldworkに関するgitanezのブックマーク (18)

  • 塩の道/宮本常一: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 人間の生活やその環境・文化とデザインの関わり合いに関して、民俗学者の宮常一さんは『塩の道』のなかで、こう書いています。 日人は独自な美をわれわれの生活の中から見つけてきておりますが、それはじつは生活の立て方の中にあるのだといってよいのではないかと思います。生活を立てるというのは、どういうことなのだろうかというと、自分らの周囲にある環境に対して、どう対応していったか。また、対決していったか。さらにはそれを思案と行動のうえで、どのようにとらえていったか。つまり自然や環境のかかわりあいのしかたの中に生まれでてきたものが、われわれにとっての生活のためのデザインではないだろうかと、こう考えております。 「残念なデザイン。」から「デザインをする人に求められる資質」まで、yusuke

  • 2009-04-29:布地にこだわる: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 手ぬぐいは使っているうちにやわらかくなる僕は普段、ハンカチ代わりに日手ぬぐいを使っています。 昔ながらの製法でつくられた日手ぬぐいは買ってすぐのころは固くて水分の吸収も悪いんです。それが使っていくうちに当にやわらかく心地よい肌触りに変わってきます。 自然の染料を使っている関係で洗うと色落ちすることもあり、手洗いしますが、そうやって水を通してあげることで生地がやわらかくなっていくのが手洗いしているとわかります。それがわかると最初はめんどうに感じていた手洗いも楽しくなりました。 いまは洗濯の際に柔軟剤を使ったり、もともとやわらかい手触りのものが求められたりする傾向があるように感じますが、来、丁寧につくられた生地というのは実は使っていくうちにやわらかく肌に馴染むようになっ

  • 忘れられた日本人/宮本常一: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 宮常一(1907-1981)さんは、昭和14年以来、日全国を歩き回るフィールド調査により、各地の民間伝承を収集した民俗学者です。こので宮さんはみずから訪ね歩いた辺境の地で聞き取りした古老たちが語るライフヒストリーをまじえながら、日の村々の民衆の暮らしを鮮やかに浮かび上がらせています。その老人たちの話はどれも個性豊かで、それぞれが小説か民話の主人公のように活気に満ちていて、これが普通の村に暮らす民衆の姿なのかと驚かされます。 村里生活者は個性的でなかったというけれども、今日のように口では論理的に自我を云々しつつ、私生活や私行の上でむしろ類型的なものがつよく見られるのに比して、行動的にはむしろ強烈なものをもった人が年寄りたちの中に多い。これを今日の人々は頑固だと言って

  • フォトカードソートワークショップ(午前の部:横浜フィールドワーク)

    7月26日(土)に横浜(関内と新横浜)でフォトカードソートワークショップを開催しました。講師は浅野先生、吉橋先生、棚橋さん、そして私(メイン)。 もともと「カードソート」の手法を学ぶワークショップをしようというところから始まったのですが、ただ単にカードソートをやるのではなく、カードソートの題材に「写真」を使うということと、さらにその写真をフィールドワークの中で自分達で探してくるというのが今回のワークショップのポイントになっています。 ■当日の流れ 10:00 集合、ワークショップ班発表、説明 10:30 フィールドワーク(関内駅周辺) 14:00 集合(横浜デジタルアーツ専門学校)、演習準備、カードソートの説明 15:30 フォトカードソート(演習)、リフレクション 18:00 終了 まずは午前中のフィールドワークについて。 ■午前の部 「横浜フィールドワーク」 3~4人の班(学生、社会人

    フォトカードソートワークショップ(午前の部:横浜フィールドワーク)
    gitanez
    gitanez 2008/07/31
    おっ、よくまとまってる
  • 経営学にとっての現場はどこか?: DESIGN IT! w/LOVE

    これはちょっと違うんじゃないかな? 来、経営学は経営の現場とつながる必然性はない。土着と関係がない、輸入された教養だからです。無駄でした僕がやってきたことは。 経営学という学問に関しては門外漢なので、フィールドワークと経営学の関係がどう捉えられているか正直わかりません。でも、土着うんぬんと輸入された学問だからというのは正直関係ないかと。 そもそもフィールドワークを主に用いる民族学にせよ社会学にせよ「輸入された学問」じゃないと明確にそれを否定することはできないと思いますし、それどころかいまの日の学問で輸入されてない学問なんてそうないんじゃないかと思うんです。 また、フィールドワークの手法そのものにしても土着を調べるのは民族学・人類学ではそうであっても、社会学となると必ずしも土着のものを調べるわけじゃありません。たとえば病院のフィールドワークなんかだと病気という状況でたまたま集まった人たち

    gitanez
    gitanez 2008/03/24
    ↑長くて最後まで主旨が伝わらなくてごめんなさいw
  • 「あたりまえ」を疑う社会学 質的調査のセンス/好井裕明: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 このは、社会学における質的な調査法であるフィールドワークをめぐる、著者自身による経験や多くの優れた調査結果を語る作品を読んだ印象から考察された、フィールドワーク調査の基であり重要なセンスについて書かれた一冊です。 いわゆる技法や方法論を説明するものではありませんが、それゆえに僕のような社会学の門外漢でありながらマーケティングやデザインの方面から観察中心の質的調査の仕事にたずさわっている人間にも考えさせられることが多くあり、非常に参考になりました。 世の中を質的に調べるセンスまず、著書は実際に行われていることの多い定量的調査の杜撰さを嘆きます。 定量調査の意義自体は認めつつも、実際に行われている定量調査がその調査設計からして「いい加減」で「数字の信頼性」が失われるようなも

  • 要約しない、あたりまえを疑う、動詞で考える: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「コンテキスチュアル・インクワイアリーでメモをとるコツ」で紹介した「フィールドワークでメモをする5つのコツ」の1つに「人の行為の特徴についてメモするときには一般論的な書き方は避ける」という項目がありました。 このことは人間中心設計プロセスのアプローチでデザインを行う上で非常に大事なことだと実感しています。 特にユーザーの要求事項を把握し明示するためにコンテキスチュアル・インクワイアリーを用いた調査を行い、その結果を書き記す段階においては、一般論的な要約を避けないとありきたりの頭で考えたような光景しか浮かび上がってこなくて、何ひとつデザインのヒントを発見できない可能性があるからです。 「びっくりするくらい、こんなふうに言う人が多いんです。『うーん、今日はいつもと違ってたわ』っ

  • 見えないものをデザインするには: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 デザインというと、どうしても見た目や形をどうつくりあげていくかということのように思われがちですが、僕は重要なのは、そうした見た目の部分、視覚的な要素をどうデザインするかということ以上に、見えないものをどうデザインするかということが重要なことだと考えています。 <見ようとしなければ見えないもの>をデザインする見えないものをデザインすること。 正確には、<見ようとしなければ見えないもの>をデザインすることです。 見えている部分をどうデザインするのかという仕事はわりと誰でもやりやすい仕事です。目に見えている問題点(機能面だけでなく美的な面も含めて)を改善しようとするのはわりと行いやすいでしょう。 しかし、むずかしいのは多くの問題の要因はむしろ目に見えない隠れた部分にあることです。

  • 利用者の観察から必要なデザインの形を理解するプロセス: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 デザインというのは人が必要とする道具の形を決める作業にほかならないと思っています。 それゆえ、デザインを行う過程では、自分たちがデザインしようとする道具がどのような人に、どのような目的で使われているのか、また、どんな場所でどんな時に用いられているのかを知っておかないと、使う人が使いやすいと感じたり、使いたいと思えるようなデザインをつくりだすことはむずかしいのではないかと思います。 デザインのプロセス、方法論を明示して、それを伝えることができる形にすることがいま非常に必要なことだと感じていますが、利用者の観察からユーザー要求を導き出し、必要なデザインの形を理解するというプロセスも何らかの形で明示しなくてはいけないと思っています。 使い人の体験を知ることデザインする人はまず自分

  • 最近買った本 2007/09/01: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近はこんなを買ってます。 こう並べてみると我ながらあいかわらず興味の方向性がバラバラだなって思います。 まぁ、バラバラでありつつなんとなく自分的には、「身体」「非言語」「環境」「相互作用」「デザイン」などのキーワードでつながっていたりはするのですが。 というわけで、7冊ほど紹介しておきます。 システムの科学/ハーバート・A・サイモン奥出直人さんの『デザイン思考の道具箱―イノベーションを生む会社のつくり方』でも日でも徐々に注目されるようになってきた「デザイン思考(design thinking)」というアプローチ。最初にこの言葉を提唱したのがMITのハーバート・A・サイモンが1969年に書いたこの著書だったそう。というわけで、"design thinking"の起源に立

  • エスノグラファーとブロガー: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 書くという行為はどうあがいたところで結局書き手の存在を完全に消し去ることはできないのでしょう。 フィールドワーカーが取り組むのは、単に何を書くべきかについての選択という課題だけではない。それに加えて、自分の目で観察した事柄をどのように表現し伝えるべきかについて決定するのである。 フィールドワーク調査で、フィールドワーカーは他者の暮らしのなかに入り込み、その暮らしに密着して観察を行うことで、他者の生活・文化の事実を描き出します。 他者の暮らしに入り込み、いっしょに生活するのは、他者を外から見たフィールドワーカー側の思い込みの混じった視点で見るのではなく、内側にはいって他者と同じ視点をもつことで他者の代わりに内側からの視点での観察・発見を心がけようとするからです。 しかし、観察

  • コンテキスチュアル・インクワイアリーでメモをとるコツ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 先日も「フィールドノート:観察・経験の記録法」というエントリーで紹介しましたが、いま『方法としてのフィールドノート―現地取材から物語作成まで』というを読んでいます。 人間中心設計プロセスの「ユーザーの利用状況の把握と明示」の段階で行うユーザー調査に、フィールドワークの技法、そして、その記述法であるエスノグラフィにおけるフィールドノーツの書き方を参考にしようと思って読んでいます。 コンテキスチュアル・インクワイアリー法におけるシナリオの作成先日、MarkeZineの「「デザイン思考」の核となる「ペルソナ/シナリオ」のつくり方」という記事で、コンテキスチュアル・インクワイアリー法を用いたユーザー行動調査から、調査データを元にしたペルソナ/シナリオ法を用いたデザイン・アプローチ

  • フィールドノート:観察・経験の記録法: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 だいぶ前に買っておきながら読まずにほっといたままになっていた『方法としてのフィールドノート―現地取材から物語作成まで』をようやく読み始めました。 民族誌(エスノグラフィ)的な調査であるフィールドワークには「集団についての研究や人々が日常生活を営む様子を研究する作業」が不可欠で、それには2つの活動が含まれていると著者らは言っています。 1つは、フィールドワーカーが調査の対象となる社会状況に入り込んで、その社会のごくありきたりの日常的な活動に参加しながら進行中の出来事を観察する「参与観察」という活動があります。もう1つは、調査対象である社会の日常生活に参与しながら観察して学んだことを、規則的かつ系統的に書き留める作業があります。 書における、中心テーマは調査にたずさわる人が観

  • 行動の痕跡を観察しインタラクションをリデザインする: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近、僕はデザインという作業を「人の行動を観察によって捉え、その行動をよりよいものに変えるために行う一連の実践的行為」であると考えるようになりました。 IDEOのトム・ケリーは『発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法』や『イノベーションの達人-発想する会社をつくる10の人材』などの著書の中で、デザインを「動詞で考える」ことの必要性を繰り返し述べています。 また、IDEO出身者でもあるプロダクトデザイナーの深澤直人さんも『デザインの生態学―新しいデザインの教科書』の対談のなかでの佐々木正人さんに「デザインを考えるさまざまなパラメータがいろいろなレヴェルにあって、それぞれがすべて徹底的に「動き」に関わっていますね」と問われ、「動きのな

  • 抽象化がもたらすリアル (arclamp.jp アークランプ)

    Inter Communication (インターコミュニケーション) 2007年 04月号 の特集は、「デザイン/アート 芸術と科学のインターフェイス」というもの。いくつか面白い記事があったのですが、抽象化がもたらすリアルみたいなことで思うことがありました。 まず、巻頭の茂木さんと山中さんの対談はそうだよねぇーの連続。山中さんはSuica自動改札機やCyclopsをデザインしたことで有名な方。 ところでヒューマノイド・ロボットを作るうえで、人間に似せていくほど不気味になってくるという「不気味の谷(Wikipedia)」という現象があります。山中さんは、これを「サイエンティストの傲慢」と切った上で次のように述べています。 彫刻を作るとき、睫毛を植えたり、髪の毛を生やしたりは普通しないですよね。なぜならば、そんなことをしないほうが美しく、よりリアルであることをアーティストたちは気がついてい

  • 「物」ではなく「リアリティー」を、「形」ではなく「アフォーダンス」をデザインする: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 これを読んで、ドキッとしました。 ドナルド・ノーマン『誰のためのデザイン?』最近ずっとヒトとモノとのインタラクション・デザインについて考えてきたわけですけど、これほどしっくりくるデザイン観に出会ったのははじめてかも。 ドナルド・ノーマンは『誰のためのデザイン?』の中で、道具はそれを使ってどのような行為を行うことができるのかがわかるようにデザインしておくこと、コンピュータによるシステムの設計もそれが何をアフォーダンスしているのかが、よく「見えるように」しておくことを提案している。一言でいえば、「物」ではなく「リアリティー」を、「形」ではなく「アフォーダンス」をデザインすべきだということである。 「物」ではなく「リアリティー」を、「形」ではなく「アフォーダンス」を。 これは

  • フィールドワーク、エスノグラフィ | 実践!Webマーケティング:Blog | ミツエーリンクス

    このコーナーでは、企業でWebサイトの運営に携わっている方、マーケティング部門等でWebの活用法について考えておられる方向けに、Webマーケティングの実践のための手法やノウハウ、事例をご紹介していきます。市場に出回る書籍や雑誌では論じられることない、Webマーケティングの最前線に触れていただければと思います。 2007年04月11日 フィールドワーク、エスノグラフィ マーケティングユニット 棚橋 デザインする対象を利用し経験する相手のことを知ろうとする姿勢をもつことは、デザインを行う上での原点ではないかと思います。 マーケティングにおいては顧客を、ユーザビリティにおいてはユーザーを、それぞれ深く理解することでデザインのコンセプトがより明確になってきます。 顧客やユーザーを知るための調査方法として注目しているのが、フィールドワークやエスノグラフィと呼ばれる手法です。ともにアンケート調査のよう

  • 発見する力、それを喜ぶ力 : 失敗? そんなの気にしてどうするの?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ISO13407における人間中心設計プロセスの上流でも、はたまた、奥出直人さんが『デザイン思考の道具箱―イノベーションを生む会社のつくり方』の中で提唱している創造のプロセスにおいても、IDEOのイノベーションの技法のうちの1つである観察=フィールドワークにおいても、そして、システム開発の分野での「要求開発」でも、マーケティングにおける市場調査でも、創造の源にはユーザーの顕在的/潜在的なニーズの発見が不可欠です。 言い方を変えれば優れたインプットこそが優れたアウトプットを生むための必要条件なのだと思います。 顧客を観察することの重要さとその有効さIDEOのトム・ケリーは、顧客を観察することの重要さとその有効さを繰り返し説いています。 ともあれ、顧客と一日過ごして何が見られるか

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