青森県平川市議会が揺れている。定数20の半数近い9市議が1月の市長選を巡る公職選挙法違反事件で逮捕され、他にも県警の任意聴取を受けている市議がいるからだ。さらに逮捕者が出て定足数10人を割れば、議会の機能が停止する事態に陥りかねず、市議会は混乱に陥っている。【松山彦蔵、伊藤奈々恵】 市長選は、現職だった大川喜代治被告(同法違反罪で起訴)に、元県議会議長の長尾忠行現市長が約2000票差で競り勝った。県警は2月19日、大川被告の後援者が、市議の切り崩しなどを図って現金を渡したり、共謀したりしたとして、5市議を逮捕。4月1日に別の市議1人(処分保留で釈放)、5月21日にはさらに3市議を逮捕した。 逮捕された9人のうち、2人は有罪が確定し、辞職・失職。3人は6日の有罪判決を受け、辞職を表明。現在、市議会に出席が見込めるのは12人。定例会の開催が危ぶまれ、田中友彦議長が先月下旬の全員協議会後の懇

