「お泊まり禁断愛」報道に襲われ、その責任を取って7日に離党届を提出した山尾志桜里元政調会長(43)の父親は内科医で、東京都三鷹市内でクリニックを開いている。今回の件を家族としてどう受け止めているのか。診察受付の終了後に訪ねると、クリニックの従業員用出入り口から父親が姿を現した。 記者が声をかけ名刺を差し出すと、いぶかしむ様子をみせたが「志桜里先生の件で来ました」と伝えると、見る間に表情をこわばらせた。 「志桜里先生から話は聞いてますか?」と問いかけると、下を向きながら「申し訳ない。ちょっと…」といい、あわてて従業員出入り口に戻って行った。 「話せないということですか」の質問に、一瞬頭を下げたように見えたが、そのままドアは閉じられた。