NTTドコモのタブレット端末「dタブ」。1万円を切るキャンペーン価格を打ち出した=22日、東京都港区 NTTドコモは22日、1万円を切る10・1型のタブレット端末を3月下旬に売り出すと発表した。ドコモが成長の柱と位置づけるサービス事業のサイトへ誘導するために、「赤字覚悟」で投入する。タブレット「キンドル」で顧客を囲い込む通販世界最大手の米アマゾンなどに対抗する。 新端末の名称は「dタブ」。トップ画面には、ドコモのスマートフォン向けサービス「dマーケット」のメニューが表示される。通信販売や映画やアニメの配信、電子書籍などが簡単に利用できる。 ドコモが思い切ったのが価格設定だ。9月までのキャンペーン期間中は、税込み9975円。定価は2万5千円程度といい、「端末販売だけでは赤字は当然」(ドコモ幹部)という。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログ