「視聴者はユーザーとなった」というポストを以前書いた。この考え方をさらに進めると、「視聴者はユーザーとなり、テレビはサービスとなる」につながる。今のテレビ放送を“サービス”としてみると、ユーザーの目には「不便で時代遅れでダサいサービス」だと映る。テレビの未来を考える時に、この視点は決定的に重要になる。 上の一文は、本社であるTBSに提出した『テレビの未来はどこにあるのか』という提言の一部だ。この提言を執筆する過程で、取材やインタビューを重ね考察を深める程、テレビの未来は過去の延長線上には存在しないこと、そしてテレビの未来を明るいものにするためには、TBSというひとつの放送局だけでなくテレビ界全体が一気にジャンプする必要があることが見えてきた。 この提言をベースにしたポストを、『テレビの未来』シリーズとして“あやとりブログ”に公開する。公表が可能になったのは、壮大なテーマの提言執筆を依頼して
はじめまして、今谷と申します。氏家さんに予告されてしまい、焦って書き始めました。 私はこのような諸先輩方の前でメディア論やビジネス論について偉そうに語れる人間ではありません。とにかく場の雰囲気にビビっております。 と言いつつもサブタイトルにマクルーハンを引用するとは大した度胸ですね(笑) 私が少しだけお話できるとすれば、テレビとウェブはどうやって連携させるのかというシステム論なのだと自分では思っております。川尻さんのおっしゃるところの「②使い勝手もよく(システム・技術・インフラ面)」の一部でしょうか。まさしく氏家さんの前振り通りのあやとりということになります。 なぜならば、私は1998年にNAVIOというテレビ用ブラウザーを搭載したSTBに出会って以来、「テレビに関連する情報をネットから取ってきて同時に表示させる」ということについて13年以上、しつこく、今も考え続けているからです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く