国連のグテーレス事務総長は、この10年間で1000人以上のジャーナリストが殺害され、その9割が未解決のままだと指摘し、国際社会と各国政府に対してジャーナリストの活動を守るよう呼びかけました。 グテーレス事務総長は2日、ビデオで声明を発表し、「この10年ほどの間に1000人を超えるジャーナリストが取材中に殺害され、その9割は未解決のままで誰も責任を問われていない」と指摘したうえで、「実に許しがたいことでこれを常態化してはならない。彼らが標的となれば社会全体が代償を払うことになる」と述べて、国際社会と各国政府に対してジャーナリストの活動を守るよう呼びかけました。 またニューヨークの国連本部では、各国の外交官やNGOの代表による座談会が開かれ、出席者からは、トルコにあるサウジアラビアの総領事館でジャーナリストが殺害された事件について、「犯人に裁きを受けさせなければならない」とか、「国際社会が連帯