ビッグデータ時代に、個人のアイデア発想はどう変わるのか? ということを以下の本を読みながら考えました。 「小規模ではなしえないことを大きな規模で実行し、新たな知の抽出や価値の創出によって、市場、組織、さらには市民と政府の関係などを変えること」 そんなビッグデータが当たり前とされる世界では、「ゴミ同然」に扱われていたデータが、突然「宝の山」にバケてしまう。本書では、そうした事例が数多く紹介されています。 規模による量から質への転換 ゴミが宝の山に なんでもデータ化する こうした要素を見てみると、ふとEvernoteの使い方に重なるものが浮かんできました。 大量のデータありき 従来は、数が膨大になる場合には、そこから抜き出した標本に頼るほかなかった。19世紀以来の常識だ。標本抽出は情報化社会の産物であり、アナログ時代の情報を扱ううえで当然の制約だった。 データを集めるのにコストがかかる。それを