「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の人気マンガ『黒子のバスケ』(原作・藤巻忠俊)に対する脅迫行為が相次いでいる。大手レンタルビデオ店・TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブは10月29日、脅迫状が届いたことを受けて、全国1450店舗から同アニメのDVDやCD、コミックなど、『黒子のバスケ』に関連するすべての商品を店頭から撤去すると明らかにした。 10月30日付朝日新聞によると、脅迫状が届いたのはTSUTAYAのほかに、ジュンク堂書店や紀伊國屋書店、三省堂書店などの大手書店チェーン。いずれも15日に脅迫状が届き、「11月3日までに『黒子のバスケ』の関連商品を撤去しなければ、客の生命に危害を加える」という内容だった。TSUTAYAのほかに、関連商品の撤去を明らかにしているのは有隣堂。ともに「客の安全を重視」しての判断だという。 一方、ジュンク堂や紀伊國屋書店、三省堂書店