失業している人たちから、経験だけでは就職先は見つからないという話をよく聞きます。最近の研究でその理由が判明しました。 どんなことをやってきたかという「経験」よりも、将来何かすごいことをやりそうな「可能性」の方が重要視されるようなのです。生産性向上系アイデアブログ「99u」上で、学術誌「The Journal of Personality and Social Psychology(パーソナリティと社会心理学)」に発表された研究が紹介されていました。その内容は被験者に決められた役割を演じてもらうというものです。結果、ある分野で経験がある人よりも、可能性がある人の方が、気に入られると判明しました。 バスケットボールのコーチ役を演じた人は、すばらしい成績を残しているベテランの選手よりも、大いなる可能性を秘めた新人選手の方を気に入るということが分かりました。 また、企業の人事部長の役を演じた別の被