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Khronos Groupの代表がOpenCLを解説 ~Intel/AMD/NVIDIAを問わず動作する パラレルコンピューティングAPI オープンAPIを策定する業界コンソーシアムであるKhronos Groupの代表であるNeil Trevett氏が17日来日し、先だって公開されたOpenCLの概要について解説を行なった。 Khronos Groupは、100社以上の企業で構成され、ボードプロモーターと呼ばれる代表企業には、NVIDIA、AMD、IBM、Intel、Sony Computer Entertainment、Appleといった主要なチップメーカー/ソフトウェアメーカーが名を連ねる。Trevett氏自身もNVIDIAで組み込みコンテンツ事業担当の副社長を務めている。 同グループによるAPIとしては3Dグラフィック用のOpenGLが有名。そのほかにもオーディオ用のOpenSL
NVIDIAは、DirectX 10世代の最初のGPU「GeForce 8800(G80)」を設計するに当たって、ベースアーキテクチャを、GPUコンピューティング(GPU上での汎用コンピューティング)にも向いたものにすることを決定した。そのために、プロセッサ業界から、データ並列型の汎用コンピュータのアーキテクトを迎えることにした。白羽の矢が当たったのはJohn Nickolls氏(現Director of Architecture, Nvidia)だ。 Nickolls氏は、超並列のSIMD(Single Instruction, Multiple Data)型スーパーコンピュータ「MasPar Computer」のアーキテクトとして知られていた。MasParは、当時としては“低価格”の並列スーパーコンピュータとして知られたマシンで、膨大な並列性を備えていた。例えば、「MasPar MP-
CPU並のプログラマビリティを身につけたDirect X10世代プログラマブルシェーダ4.0仕様(SM4.0:Shader Model4.0)対応GPUの活躍の場を広げる意味合いから、NVIDIAはGPUにグラフィックス以外の汎用アプリケーションを走らせる「CUDA」構想を発表した。 命令指向コンピューティングとデータ指向コンピューティング コンピューティングには2タイプがあるとNVIDIAは分析する。1つは「命令指向」(Instruction Centric)、そしてもうひとつは「データ指向」(Data Centric)だ。 「命令指向」(Instruction Centric)コンピューティング CPUの進化の方向性 「データ指向」(Data Centric)コンピューティング GPUの進化の方向性 CPUが取り扱うテーマはまさしく「命令指向」であり、複雑な構造を持ったタスクがシーケ
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