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2008年8月22日のブックマーク (6件)

  • 後藤弘茂のWeekly海外ニュース

    ●ポラックの法則のためPentiumに戻ったLarrabee IntelのLarrabee(ララビー)はPentiumを源流としている。オリジナルPentiumとは似ても似つかないように見えるが、基構成にはよく似た部分がある。IntelがPentiumまでCPUコアのマイクロアーキテクチャを巻き戻した理由は、以前の記事で説明した通り『ポラックの法則(Pollack's Rule)』のためだ。 同法則では、同じプロセスで、CPUのサイズを2~3倍にしても、CPUの整数演算性能は約1.4~1.7倍(前回記事の初出時は1.5倍からとなっていた。訂正する)くらいしか伸びないとされている。CPUの複雑度を上げても、整数演算性能は平方根程度にしか向上しない。逆を言えば、CPUの複雑度を下げると、CPUの整数演算性能は落ちるが、それ以上に電力効率がアップする。そのため、CPUの電力効率を上げて、同じ電

  • デル、ミニデスクトップ「Studio Hybrid」を21日に発売決定

    デル、ミニデスクトップ「Studio Hybrid」を21日に発売決定 ~ベーシック構成で69,800円 8月19日 発表 デル株式会社は、小型デスクトップPC「Studio Hybrid」のオンラインでの販売開始を8月21日に決定した。 Studio Hybridはデルが新たに投入するデスクトップPCで、光学ドライブのような形状と小型な筐体が特徴。当初は8月末発売を予定していたが、発売日を8月21日に決定した。また、正式な価格が決定されており、ベーシックパッケージは69,800円、プレミアムパッケージは119,800円(いずれも体のみ)。 ベーシック構成は、CPUにCeleron 550(2GHz)、メモリ1GB、HDD 160GB、チップセットにIntel GM965 Express(ビデオ機能内蔵)、DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows Vista Home Prem

  • Intel、デュアルコアAtom搭載のネットトップ用マザーボード

    8月19日(現地時間)発表 米Intelは19日(現地時間)、デュアルコアAtom 330を搭載したマザーボード「D945GCLF2」を発表した。9月より出荷開始する。 デュアルコアAtomは、デスクトップ/ネットトップ向けコアである「Diamondville」を2基内蔵したCPU。今回のリリースではCPUについても正式発表されたと書かれているが、現時点では、FSBが533MHzでデュアルコアということ以外に、同社サイト上には詳細な製品情報は掲載されていない。 マザーボードのフォームファクタはmini-ITXで、ネットトップや組み込み向けをターゲットとしている。チップセットはIntel 945GC Express(ビデオ機能内蔵)で、最大2GBのDDR2-667/533を1枚装着できる。 このほか、PCIバス、Ultra ATA/100×1(2機器)、Gigabit Ethernet、6c

  • パット・ゲルシンガー基調講演レポート

    会期:8月19日~21日(現地時間) 会場:米San Francisco Moscone Center West IDFの2人目の基調講演は、Intelでデジタルエンタープライズを担当するパット・ゲルシンガー上席副社長である。同氏のスピーチは、「Intel Architecture=Embedded+Dynamic+Visual」というタイトルで、3つのテーマに沿って語った。Embeddedとは、IA(Intel Archtecture)を使った組み込み機器についてで、これを同氏は「Embedded Internet」と呼んだ。IAを使うことで、組み込み機器もPCと同等の機能を持つことができ、インターネット接続が可能となって、さまざまなサービスとの組み合わせが可能となるということだ。これにより、2015年までに150億台のデバイスがインターネットに接続するとの予想を述べた。 これは、Int

  • 笠原一輝のユビキタス情報局

    Intel 副社長兼エンタープライズ事業部ディレクターのスティーブ・スミス氏、手に持っているのはNehalemのウェハ Intel Developer Forumの2日目は多数の報道関係者向けのセッションが行なわれ、Intelの今後の製品戦略が語られた。 Intel副社長兼エンタープライズ事業部ディレクターのスティーブ・スミス氏は、Intelのデスクトップ、ノートPC、ウルトラモバイルなどのCPUに関するロードマップの概要を説明した。 それによれば、Intelは今年の第4四半期に開発コードネーム「Bloomfiled」と呼ばれてきたNehalemアーキテクチャの製品を「Core i7」のブランドで製品投入し、来年の後半にはCPU、ノース、サウスという3チップ構成からCPUPCH(Platform Control Hub)という2チップ構成になる新世代CPUの“Lynnfiled”、“

  • 後藤弘茂のWeekly海外ニュース

    Intelは、8月19日から米サンフランシスコで開催している技術カンファレンス「Intel Developer Forum (IDF)」で、スループットコンピューティング向けの新CPU「Larrabee (ララビー)」のアーキテクチャ概要を発表した。Larrabeeについては、2週間前に行なわれたコンピュータグラフィックスカンファレンス「SIGGRAPH」で、論文発表とプレゼンテーションが行なわれた。しかし、Intelのトップエグゼクティブが公式にLarrabeeアーキテクチャを発表するのはIDFが初めてとなる。 ただし、Larrabee自体についてのIDFでの発表内容は、SIGGRAPHでの発表からの追加情報はほとんどない。また、Intelは、IDFでLarrabeeアーキテクチャのアウトラインは明かしたものの、Larrabeeの製品計画などについての詳細は公式にはアナウンスしなかった。