オライリーから出版されている『レベルアップのゲームデザイン』について。 レベルアップのゲームデザインの内容を、ものすごく煮詰めて書くなら「GDDの書き方」ってことになる。 GDDは「ゲームデザインドキュメント」のことで、日本語に訳すと、普通は仕様書とかになるのだけど、日本の仕様書と呼ばれるものとは内容に微妙に齟齬があるので、個人的にはGDDと呼んでおくほうが座りがいい。 さて、ゲームデザインをするときは、海外の会社ではだいたい以下の様なプロセスで進んでいく。 (僕は違う名前で呼んでいたけれど、名前はこの本の合わせる。) 1)ワンページャードキュメントを書く 「そのゲームの面白さ」を1ページのドキュメント(海外ではパワーポイントのプレゼンテーションファイルが多い)にまとめたもの。 韓国のゲーム会社では1だったけど、ゲームロフトでは(表紙を除いて)2ページャー、つまり2ページが多かった。この本