「SS-CS3」と「SS-CS5」には独自のWD(Wide Dispersion:広指向性)スーパーツィーターを搭載し、ハイレゾ音源再生時のスイートスポット拡大を図った。もっとも指向性の拡大はユニットだけで実現したものではなく、「ライブに使われるスピーカーアレイのように、複数のユニットを縦に配置することで指向角を広げる技術を採用した」(同社)という。さらにスーパーツィーターとツィーターの位置関係や開口部の形状、フェイスプレート端の形状などはすべてミリ単位で管理され、徹底したディフラクション(回折現象)対策を施している。