海上保安庁は27日、小笠原諸島(東京都)の西之島で、火口の一つに溶岩だまりができているのを確認したと発表した。 溶岩が火口にあるマグマの通り道をふさぐと、地中の圧力が高まって爆発的な噴火を引き起こす恐れがあるといい、同庁は「引き続き慎重に観測を続ける」としている。 同庁の航空機が26日に観測した。島北部にある直径100メートルほどの「北側火口」で、溶岩が長さ90メートル、幅60メートルの楕円(だえん)形にたまっていた。 また、島の面積は拡大を続けており、新たにできた陸地の面積は約1か月前の約1・12倍の1・21平方キロ・メートルになった。西之島では斜面崩落の危険性も指摘されているが、今のところ崩落の兆候はみられないという。
高知県・江川崎では、8月10日から13日まで4日間連続して40度以上という、とんでもない高温を観測しました。 もともと江川崎は高温の出やすい所で、参考記録ながら、委託観測所時代の1929(昭4)年7月20日にも、41度の気温を記録しています。 今回の高温は、直接的には高気圧圏内で良く晴れて、沈降昇温が起きたこと、またフェーン現象や谷沿いで風が収束したことなど、複合的な理由が考えられます。 マスコミなどでは高温の理由を一つに限定してしまいがちですが、41度というような突出した高温は、色々な条件が重なった時に起こるものといえるでしょう。 そしてその一因に、外部的な要因もあるのではないかというのが、私の考えです。 ところで2010年9月、京田辺(京都)で、39.9度を観測したことがあります。 この時、地元の京都新聞の記者がアメダスを取材にいき、温度計に雑草(つた)が絡まっていることを見つけました
5月27日、アラスカ州アンカレッジからオレゴン州ポートランドへ向かうアラスカ航空の機内で、23歳の男が非常用出口を開けようとする事件が起きた。男は乗客らに取り押さえられたが、このような場合、非常口が実際に開いていた可能性はあるのだろうか? この事件、そして5月28日(日本時間)にアメリカ空軍のパイロットがF-15戦闘機から緊急脱出した件について、民間航空会社のパイロットで空の安全に詳しいダグ・モス(Doug Moss)氏に話を聞いた。 ◆民間ジェット機の飛行中に乗客がドアを開けることは可能なのでしょうか? 民間機は与圧されており、機内は機外より圧力が高くなっています。機内圧力が内側から押すことでドアを密閉しているのです。(開けるには)ドアを内側へ開く必要がありますが、差圧(空気圧の差)があるので人の手では開きません。人間の力が及ぶものではないのです。数平方メートルのドアにかかる差圧は
おしゃべりを妨害する「スピーチジャマー」でイグ・ノーベル賞を受賞した栗原さん(右)と塚田さん。スピーチジャマーを手にしている(米ハーバード大で)=中島達雄撮影 【ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)=中島達雄】人々を笑わせ、考えさせる研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の今年の授賞式が20日、米ハーバード大で開かれ、しゃべっている人を黙らせる装置「スピーチジャマー(おしゃべり妨害器)」を発明した産業技術総合研究所の栗原一貴研究員(34)と、科学技術振興機構の塚田浩二研究員(35)の2人が「音響学賞」に選ばれた。 装置は、特定の方向からの音だけを拾う指向性マイクと、音を遅らせる電気回路、特定の方向だけに音を出す指向性スピーカーを組み合わせた。おしゃべりしている人に向けると、その人の声を拾い、0・2〜0・3秒遅れて本人に送り返す。微妙に遅れて届く自分の声に脳が混乱し、しゃべり続けられなくなる。
公開された桂米朝のアンドロイド=23日午後、大阪市北区のサンケイホールブリーゼ(彦野公太朗撮影)(写真:産経新聞) 落語家で人間国宝、桂米朝さん(86)そっくりの人間型ロボット「米朝アンドロイド」が23日、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで報道陣にお披露目された。存命中の人間国宝のロボットを制作するという大胆な試みで、あまりの精巧な出来映えに、同席した米朝さんも「(顔の)部分部分はよう似てる。ちょっと嫌やなあ」と照れていた。 米朝アンドロイドの制作は、同ホールを運営するブリーゼアーツなどが「上方伝統文化の落語を、米朝さんと未来型ロボットを融合させて後世に残したい」と企画。アンドロイド開発の第一人者で大阪大学の石黒浩教授(48)と、米映画「ハリー・ポッター」などの造形物制作で知られる特殊メークアーティストの遠藤慎也氏(29)=神戸市在住=が2月から取り組んだ。制作費は約8000万円。
日本の研究者ら 毒持つ“謎の哺乳類”捕獲 3~4月の調査で捕獲されたキューバソレノドン(キューバソレノドン合同研究チーム提供) Photo By 提供写真 モグラやハリネズミの仲間に当たり、絶滅の危機にあるカリブ海の島国キューバの固有種「キューバソレノドン」の生きた個体7匹を、同国と日本の合同研究チームがこのほどキューバ東部で捕獲した。 同チームの代表者、北海道大低温科学研究所の大舘智志助教が14日までに明らかにした。 キューバソレノドンは、一部のトガリネズミと同じく唾液に毒を持つ珍しい哺乳類で、生態はよく分かっていない。これほど多くが捕獲されるのは極めて異例で、同チームは唾液のサンプル採取にも初めて成功した。 すみかである森林が減ったほか、人間が持ち込んだイヌやネコに捕食されるなどして激減し、1970年代には絶滅したと考えられた。その後、生息が確認されたものの、国際自然保護連合
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