中日の岡田俊哉投手(24)が16日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、3400万円から600万円(18%)増の4000万円でサインした。 今季は開幕から3試合連続で失点して4月3日に登録抹消されたが、同月15日に再昇格すると、ワンポイントからロングリリーフまでこなす貴重な中継ぎ左腕として計57試合に登板。3勝1敗13ホールド、防御率3・20の成績を挙げた。「(開幕当初に)鼻をくじかれましたが、そのあと1軍にしっかりいることができた」と自身を評価した。 今月10~13日の強化試合(東京ドーム)で侍ジャパンに追加で初選出され、期待に応えたシンデレラボーイだ。10日のメキシコ戦では4点ビハインドの9回1死満塁で緊急登板し、ムリーロを遊ゴロ併殺打斬り。11日のオランダ戦ではタイブレークの延長10回無死一、二塁を無失点に抑え、走者を置いた場面での継投という侍投手陣の懸念材
プロ野球の12球団合同トライアウトの12日、甲子園球場で65人の戦力外選手が参加して行われた。入場無料で見学が可能だったため、ファンが殺到。開門予定が早められ、開放された内野スタンドは、約1万2000人のファンでパンパンに埋まった。年配のオールドファンから若い女性まで、年齢層や男女比も様々で、地元阪神のファンだけでなく、応援する各チームのユニホームを着ているファンも目立った。 投手がカウント1-1から打者3人に投げるシート打撃方式でトライアウトは進んだが、バックスクリーンにはマウンドに上がった投手と対戦する打者の名前が掲示され、場内アナウンスもされたためその度に大きな歓声と拍手が起き、ひとつひとつのプレーに熱い声援が送られた。 もちろんトライアウトでの1万2000人の観客動員は過去最高。東西2箇所で2度開催されていたトライアウトは昨年から一発開催となり、ここ3年間は静岡の草薙球場で行われて
国内フリーエージェント(FA)権を持つ中日・大島洋平外野手(30)が31日、権利を行使せず残留すると発表した。ナゴヤ球場に隣接する屋内練習場にスーツ姿で現れ、会見の席で「きのう(30日)の朝に(西山和夫球団代表に)残留すると伝えました。なので来年からもドラゴンズにお世話になります」と笑みをたたえて話した。合意した契約内容は「複数年を提示されている」ということ以上は公表しなかったが、今季年俸9000万円から約67%増の年俸1億5000万円前後で3年契約とみられる。 【写真】大島、残留決定!複数年契約か 平田は態度を保留 過去2回の残留交渉では球団提示が希望額とはかけ離れていたという。「そこが一致しないと残ることはできない」とFA宣言に向けて気持ちが動いていた。しかし29日に都内で行われた3回目の交渉で、大幅な上積み提示があった。「(駒沢)大学の先輩でもある森(繁和)さんが監督になって、これ
日本ハムの舞台裏に、最大の仕掛け人がいる。ゼネラルマネジャー(GM)の吉村浩(52)だ。05年にGM補佐に就任後、今回で2度目の日本一を含めて5度のリーグ制覇。先進的なチーム編成の根幹を担うが、表には出ずベールに包まれている。大リーグでの編成業務経験を生かしてデータベースを導入。「スカウティング」と「育成」の2本柱を掲げ、永続的な強化指針を確立させた。栗山監督は「天才」と呼ぶ。指揮官と過去に手を携えたDeNAのGM高田繁(71)、元球団社長の藤井純一(67=池坊短大学長)の証言から人物像と手腕に迫る。 吉村は「野球オタク」である。 高田と吉村の初対面は、高田がGMに就任した05年1月だった。「彼のことは知らなかった。デトロイト・タイガースで仕事をして、優秀な人だと。一緒に仕事をしてほしいと言われた」。 高田をサポートするGM補佐に、吉村が着任した。タ軍でも同職などを歴任し、阪神では3年間、
2006年以来、10年ぶり3度目の日本一に輝いた日本ハム。立役者となったのは、間違いなく背番号「52」をつけた助っ人右腕だった。 男の名はアンソニー・バース。濃いキャラの多いチームの助っ人の中ではあまり目立たない存在であったが、そんな男が日本シリーズの大舞台で最高の輝きを放った。 今シリーズは4試合に登板して3勝。防御率は0.00をマーク。さらに日本一を決めた第6戦では、勝ち越し直後のチームに更なる勢いをもたらすタイムリーヒットも放つなど、大車輪の活躍を見せた。 日本シリーズで3勝を挙げた投手というと、過去に野村武史(毎日)、別所毅彦(巨人)、稲尾和久(西鉄)と4勝を挙げた杉浦忠(南海)も含めて過去4人いるが、すべて中継ぎとなるとこのバースが初めてのこと。まさに歴史的な快挙となる。 <シリーズ3勝> 1950年 野村武史(毎日) 1952年 別所毅彦(巨人) 1956年 稲尾
4名新任のほかに、13名が配置転換歴史的V逸からの逆襲へ、ホークスが大きく動いた。 10月28日、現時点での来シーズンのコーチングスタッフが発表された。同日、新任の4名が会見を行ったほかに、13名の配置転換も明らかとなった。 2017年ホークスのコーチングスタッフは以下の通り(10月28日時点) 【〇は新任 △が配置転換 カッコ内は今季までの旧役職】 <一軍> 監督 工藤公康 投手コーチ 佐藤義則 投手コーチ △高村祐(二軍同) 打撃コーチ 〇立花義家 打撃コーチ △藤本博史(二軍同) 内野守備走塁コーチ 鳥越裕介 外野守備走塁コーチ △村松有人(三軍同) バッテリーコーチ 清水将海 作戦コーチ兼バッテリーコーチ補佐 〇森浩之 投手統括 △倉野信次(投手巡回コーチ) <二軍> 監督 水上善雄 投手コーチ 〇若田部健一 投手コーチ △佐久本昌広(三軍同) 打撃コーチ △藤井康雄(一軍同) 打
黒田引退会見を緊急生中継 テレビ新広島 異例の2時間特番
巨人・鈴木尚広外野手(38)が13日、今季限りでの引退を表明した。同日、東京都内で会見に臨み「スッキリという気持ちに尽きる。もう悔いはありません」と引退を決意した心境を述べた。 最後の出番はDeNAとのクライマックスシリーズ・ファーストステージ第3戦(10日)、9回の代走で、結果はまさかのけん制死。CS敗退へつながるプレーとなってしまったが「なかなかしないことを最後にしてしまって、これも鈴木尚広に、ある意味ふさわしいんじゃないかな」と笑った。 それでも、鈴木が積み上げた228盗塁が色あせることはない。原辰徳前監督が就任した2002年から代走の切り札として一軍に定着。「原前監督に出会っていなければ、今の僕は絶対に存在しない」と感謝の思いを口にした。“原野球の申し子”として、7度のリーグ優勝、3度の日本一に貢献し、通算盗塁成功率8割2分9厘は、200盗塁以上の選手で歴代最高だ。 今季は出場機会
西武は11日、来季のコーチングスタッフを発表し、新任コーチ5人が埼玉・所沢市内の球団事務所で会見を行った。 今季まで韓国ハンファでコーチを務めていた馬場敏史内野守備走塁コーチ(51)は、「失策が多いことは聞いています。ディフェンス面から指導してサポートしていきたい」。2軍投手コーチに就任した西口文也氏(44)は、「こんなに早く(指導者として)ユニホームを着させてもらえてうれしい。若い投手が少しでも活躍できるように手助けしていきたい」と決意表明した。 1、2軍のコーチ陣容は以下の通り。(※印が新任) 【1軍】 ▽監督 辻発彦(57)※ ▽野手総合コーチ 橋上秀樹(50) ▽投手コーチ 土肥義弘(40)、森慎二(42) ▽バッテリーコーチ 秋元宏作(48) ▽打撃コーチ 嶋重宣(40)、阿部真宏(38) ▽内野守備走塁コーチ 馬場敏史(51)※ ▽外野守備走塁コーチ 佐藤友亮(38) 【2軍】
ヤクルトの田中浩康内野手(34)が今季限りで退団することが7日、決まった。来季のコーチ就任の打診を受けていたが、現役続行を目指してこの日までに断りを入れ、球団から戦力外として発表された。小川淳司シニアディレクターは「長い時間をかけて話し合った。本人の現役への強い希望があり、残念ながらこういう結果になった」と話した。 田中浩は2005年に早大から自由獲得枠で入団。ベストナインに2度選ばれた。昨オフに海外フリーエージェント権を行使して残留したが、今季は若返りを図るチーム方針もあり、8月以降は1軍での出場はなかった。12年間で通算1195試合に出場して打率2割7分、30本塁打、328打点。歴代6位の293犠打を記録している。
二日酔い?プロ野球・歓喜の優勝“翌日”事件簿
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