絶えず「死」の影はチラつきますがね。色んな人に支えられてます。感謝しなければ。 私は、これを「ゲイ映画」だとは思わない。「純愛映画」だとも思えない。「はじまりは、純粋な友情の芽生えだった」とかいう予告のコピーは嘘だろと思う。私の主観的な判断では、この映画は「ホモフォビアを内在化した二人のバイセクシュアルの男のダブル不倫映画」だ。 21世紀の日本の、しかも大阪の堂山(ご存知キタのゲイエリア)まで徒歩30分の場所に住んでいて、思春期の始まりから自分を「ゲイ」だとアイデンティファイしてきた私は、そりゃあ少々の苦労はあったけれども、ゲイ雑誌やら伝言ダイヤルやら各種ハッテン場やらネットの掲示板やらゲイバーやら(ゲイの)サークル活動やらという環境やツールを使ってそれなりにゲイ人生を楽しんできた。そんな私には、ホモフォビアが原因でリンチ殺人が当然のように起きる時代&環境で生きる主人公の二人に心の底からシ
![2006-03-24](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)