なげなわぐも観察日記
2006年6月30日、日本政府とマスコミは不気味な沈黙を貫いた。以前から日本政府は国連人権規約第13条第2項の批准を拒否しており、国連から状況改善の勧告を受けていた。その回答期限が、2006年の6月30日なのである。条項の内容は、「高等教育の無償化」。国連加盟国中、批准拒否という同様の態度をとっているのは、日本以外ではルワンダ、マダガスカルのみである。日本政府には、勧告を拒む財政的理由は存在しない。無償やそれに近い高等教育は、経済的により脆弱な立場にある諸国においても実現されている。また、欧州諸国において大学教育が無償、或いはそれに近い金額で行われていることは周知であり、アメリカにおいても返済不要の奨学金の給付という形でそれは実現されている。さらに本年度9月から、スタンフォード、ハーバード等の名門私立大学において、年収4万5千ドル未満の家庭の出身者の授業料全額免除が行われる。なお、米国の平
Jun 16, 2006 文化的汚染 (2) カテゴリ:カテゴリ未分類 結婚相談所を運営していて、「未婚者」の方が 「結婚できない」または「したくない」理由を 探っていった結果、次の二つの概念にたどりつきました。 それは、「アセクシュアル」と「ポリガミー(ポリアモリー)」。 「アセクシュアル」は恋愛または恋愛・性愛の対象となる性を もたない人およびそのセクシュアリティを指す、とのこと。 「ポリガミー」は複数の恋愛・性愛対象者が存在することを 肯定的にみる人およびそのセクシュアリティを指す、とのこと。 対立概念は「モノガミー」(単婚主義)。 結婚相談(紹介)所は「モノガミー」にもとづいたサービス といえるでしょう。 ニッポンの現代社会は「モノガミー的倫理」が建前にあり、 本音が「ポリガミー」である社会ともいえます。 そして「アセクシュアル」に対して非常に厳しいのです。 「未婚・晩婚化」を扱っ
『薔薇族』を35年出し続けてきて、一番の気がかりは「少年を愛する、少年愛者」のことだ。それは18歳未満の少年に手を出して、ワイセツ行為をして、それが発見され親に訴えられたとしたら犯罪になってしまうからだ。 しかし、少年を愛する欲望は、持って生まれたもので、本人が少年愛者になろうと思ってなったわけではない。自然になってしまったのだから、死ぬまで変えるわけにはいかないのだ。 『薔薇族』のスタッフのほとんどが、少年愛の記事を載せるのはよそうという考えだった。それは少年に手を出せば、犯罪になってしまう。同性愛者全体がよく思われなくなってしまうという理由からだ。 『薔薇族』の創刊の頃は、少年に対する規制も、そうはきびしくはなかった。それが時代の流れと共に、少年、少女に対する規制はきびしさを増すばかりだ。今や、少年のヌード写真を誌上に載せることはできない。 誰かが少年愛の人たちのことを考えてあげなけれ
痛いニュース(ノ∀`):「日本の状況はフランスよりもひどい、どうして日本の若者は反乱しないのか」 「人間の精神とは無限の希望にあふれたものだ」などという寝言戯言繰言を振りかざして恍惚に浸れるのは、抵抗の必要のない人間だけだ。 若いのだからなんとでもなる?若いのだから元気を出せ? 「抵抗は無意味だ」。若者にそう叩き込んだのはいったいどこの誰なのか。 「自己責任」を取れ? 「自己責任」を発揮しろ? この国に*1「捨てられ」た、国内棄民たる70年代生まれとして言わせてもらおう。 サイレントテロリストにとって、その結果として生み出されてしまうこの国の、この社会の経済復興こそが、最も忌むべき存在なのだ。 我と我が身を朽ち果てさせたこの国に、この社会に、何が悲しゅうて寄与せねばならないというのか? 呪うべきものを生かして何の復讐か? 「自己責任」?「自己責任」? そんなものはもうとっくに取っているさ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く